『ジャスティス・リーグ』150トン級の砂像が鳥取駅前に降臨
『ジャスティス・リーグ』150トン級の砂像が鳥取駅前に降臨

 鳥取砂丘で有名な鳥取駅前の風紋広場に、鳥取砂丘の砂を使用した超巨大なジャスティス・リーグの砂像が制作されることが決定し、完成予定のデザイン画が公開された。

 公開された砂像のデザインには、迫りくる大きな脅威から世界を救うために集められたジャスティス・リーグの超人達が描かれている。戦闘経験なし、友達なし、でも世界最速のフラッシュや、最強女性戦士ワンダーウーマン、そしてヒーロー界きってのお金持ちで孤独なバットマンなど、砂像となってもそのクセの強さがにじみ出るかのようなデザインとなっている。その大きさも最大級で、実際の砂像は高さ3.4m×幅7.4m×奥行4.2m、そして約150トンもの砂が使用される。

 本企画は砂の美術館10周年記念事業『砂のルネッサンス2017』のシンボル砂像制作として実現した。“日米の文化”をテーマに両国の文化を象徴する砂像を鳥取砂丘砂の美術館総合プロデューサーである茶圓勝彦氏の監修のもと、世界トップクラスの彫刻家が公開制作する。日本文化の代表として、鳥取市の出身で『孤独のグルメ』などで知られる漫画家、谷口ジロー氏の作品がテーマとなり、対するアメリカ文化の代表には、世界的に有名なDCコミックスのヒーローが大集結した本作が選ばれた。

 鳥取市長を務める深澤義彦氏は、今回のジャスティス・リーグ参戦について、「アメリカの文化としてはバットマン、ワンダーウーマン、フラッシュといったアメリカを代表するDCコミックスのヒーローが集結した映画『ジャスティス・リーグ』のメンバーを砂像作品として制作させていただくことになり、大きな喜びを感じています。鳥取砂丘の砂で“日米の文化”を表現した迫力満点の砂像を全国、全世界の皆さんにご覧いただきたいと思います」とコメント。また配給元のワーナー・ブラザース映画も「アメリカ文化の代表として本作を選んで頂いたことを、大変光栄に思っています。映画のテーマは Unite=“団結”です。一人では乗り越えられない壁を、それぞれの垣根を越えてチームになることで乗り越えることが出来る。そんなメッセージを含んでいます。このような映画の枠を超えた取り組みを通して、鳥取市と本作を盛り上げられたらと思っています」とコメントしている。お披露目は2017年11月2日を予定している。


◎公開情報
『ジャスティス・リーグ』
2017年11月23日(木・祝)より、全国公開
監督:ザック・スナイダー
出演:ベン・アフレック、エズラ・ミラー、ガル・ガドット、ジェイソン・モモア、レイ・フィッシャーほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC