ザ・フォール、マーク・E・スミスの体調不良のため10年以上ぶりの米国ライブをキャンセル
ザ・フォール、マーク・E・スミスの体調不良のため10年以上ぶりの米国ライブをキャンセル

 ザ・フォールが2017年9月22日と23日に開催される米ケンタッキー州ルイビルの【クロップト・アウト】フェスティバルでヘッドライナーを務めると発表された時、一部の音楽マニアの間で大きな話題になった。40年以上のキャリアを誇る英マンチェスターのポスト・パンク・バンド、ザ・フォールはあまりアメリカでライブをしないことで知られ、今回のフェス出演が実現すれば実に10年以上ぶりの米国公演になるはずだった。

 ところが残念ながら、バンドの中心人物であるボーカルのマーク・E・スミスの体調不良のため、ザ・フォールは【クロップト・アウト】の出演ともう一つのニューヨーク公演をキャンセルせざるを得なくなってしまった。

 バンドのマネージャーによると、60歳のスミスは咽頭、口腔/歯科、呼吸器系の“奇妙でレアな”疾患で最近入院したとのことだが、幸い回復に向かっているようで、ニューヨークの公演はすでに2018年に日程が変更され、ルイビルでも公演が行なえるよう調整中だそうだ。

 ザ・フォールは2017年7月に32枚目のニュー・アルバム『New Facts Emerge』(ニュー・ファクツ・エマージュ)をリリースしたばかりだ。