RADWIMPS/ポルノグラフィティ/yonige【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017】4日目レポ<後編>

2017/08/23 20:05

 2017年8月12日、茨城・国営ひたち海浜公園にて、今年で18回目となる【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017】の4日目が開催された。企画制作のロッキング・オン・ジャパンによると、全4日間で27万4,000人を動員した本イベント。Billboard JAPANでは、その最終日となるこの日の模様を一部抜粋してお伝えする。


 14時頃、早朝の雨模様から一変して8月らしい日差しが降り注ぐ<HILLSIDE STAGE>では、先日メジャー移籍を発表したばかりの2人組ガール・バンド、yonigeが登場。「大阪、寝屋川、yonigeです。ヨロシク!」と、4月にリリースした最新作『Neyagawa City Pop』の1曲目「our time city」でライブの幕を開ける。その最中にも人は続々と集まってきていて、この曲が終わる頃にはほとんど満員状態。それでも牛丸ありさ(Vo/Gt)は「よろしく~」とラフな姿勢を崩さず、「アボカド」「センチメンタルシスター」と続ける。編成はサポート・ドラムを加えた3ピースで、アンサンブルをシンプルにまとめてはいるものの、ごっきん(Ba)のベースは骨太で、牛丸の歌声は力強く芯が通っている。<やっと今繋げた糸も きっといつかは切れるんだね>と歌い出しからセンチメンタリズム全開な「さよならアイデンティティ」、そこからテンポを落とす「最愛の恋人たち」ではアウトロの深く歪む轟音ギターに包まれる。しかし最後はストレートに疾走する「さよならプリズナー」という流れが潔く、気持ちの良い締めくくりとなった。

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