『8月9日はなんの日?』グレイトフル・デッド、ジェリー・ガルシアの命日
『8月9日はなんの日?』グレイトフル・デッド、ジェリー・ガルシアの命日

 8月9日は米ロック・バンド、グレイトフル・デッドのリード・ギタリスト/フロントマンとして知られるジェリー・ガルシアの命日。

 ジェリー・ガルシアは1942年8月1日 、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。伝説のロック・バンド、グレイトフル・デッドの中心人物としてアメリカの若者を中心にカリスマ的人気を誇ったジェリー・ガルシア。歴史的な規模・驚異的な回数のコンサート・ツアーをこなしていたことで知られるデッドとしての活動のほか、ジェリー・ガルシア・バンドを筆頭とする多数のサイド・プロジェクトやセッションも積極的にこなし、多数の音源を残している。

 60年代カウンターカルチャーが掲げた“愛と平和”、“自由”の象徴である一方、その活動はつねに薬物依存問題と隣り合わせだった。ガルシアは何度もリハビリをおこない克服に励んだが、最終的にさまざまな健康問題を抱えることに。そして1995年8月9日、入院中だったリハビリ施設にて心筋梗塞により死亡。まだ53歳という若さだった。ガルシアの死によりその活動に終止符を打ったグレイトフル・デッドだが、以降もガルシアを除くメンバーがたびたび集結・共演を果たし、音楽シーンにその魂を継承し続けている。現在はボブ・ウェア、ミッキー・ハート、ビル・クルーツマンの3人がジョン・メイヤーとともにデッド&カンパニーとしてコンサート活動をおこなっている。