フー・ファイターズ、ニューAL『コンクリート・アンド・ゴールド』の表題曲でボーイズ・II・メンのメンバーとコラボ
フー・ファイターズ、ニューAL『コンクリート・アンド・ゴールド』の表題曲でボーイズ・II・メンのメンバーとコラボ

 フー・ファイターズのデイヴ・グロールとテイラー・ホーキンスがBBC 6 Radioに出演し、2017年9月15日(現地時間)にリリースされるニュー・アルバム『コンクリート・アンド・ゴールド』について語った。

 「ずっと作りたかった作品になった」と二人が語る新作のタイトルについて聞かれたグロールは、アルバムの最後に収録されている表題曲を例に挙げ、「(タイトルが)アルバム全体の決意みたいなもので、サビの歌詞が、”I have an engine made of gold(俺はゴールドでできたエンジンを持ってる)/ Something so beautiful the world will never know(世界が知ることはないとても美しいもの)”から、”Our roots are stronger than you know(自分で思うよりも俺たちの根は強く)/ Up through the concrete we will grow(コンクリートを突き破って俺たちは成長する)”ってなってるんだ。なかなか美しいだろ?」と説明し、司会者も同意するが、一瞬の間の後にホーキンスが、「そんな歌詞だったなんて知らなかったよ。後ろで一緒にコーラスを歌ってるけど、適当にやってたんだ」と発言してグロールを呆れさせていた。

 また、楽曲の「コンクリート・アンド・ゴールド」については予想外のコラボレーションが実現したことを明かしている。グロールがたまたま駐車場で見かけたボーイズ・II・メンのメンバー(ショーン・ストックマン)に声をかけ、歌ってくれないかと頼んだところ快諾してくれたそうで、「(ブラック・)サバスとピンク・フロイドみたいなサウンドだよ。一番最後の曲なんだ。彼が合唱を作り上げてくれたんだよ。40くらいボーカルを積み上げて。むちゃくちゃだよ。すごいんだ」と絶賛している。

 フー・ファイターズはニュー・アルバムの新曲を徐々にライブで披露し始めていて、7月3日のパリ公演では「ダーティ・ウォーター」を初めて演奏している。8月には【サマーソニック 2017】で来日する彼らだが、日本のステージでも一足早く新曲を聴かせてくれることを期待したい。