安田レイ 思い出の地、名古屋でワンマンライブ実施
安田レイ 思い出の地、名古屋でワンマンライブ実施

 5月24日に最新シングル『きみのうた』(テレビアニメ『夏目友人帳 陸』エンディングテーマ)をリリースした安田レイが、7月2日 名古屋ブルーノートにて、ワンマンライブを開催。ライブレポートが到着した。

 デビューシングル『Best of my Love』が『宇宙戦艦ヤマト2199』エンディングテーマに大抜擢されるという華々しくも鮮烈的なデビューから4周年を迎える安田レイ。彼女が、初めてワンマンライブを実施した土地が名古屋とあって、今回名古屋1会場のみでの開催となった特別なワンマンライブ【安田レイ DEBUT 4th Anniversary Special Live@名古屋Blue Note】は、安田レイがブルーノートという伝統ある会場にリスペクトを込めたスイングジャズ調の即興アドリブでウェルカムソングを披露しスタート。

 始まるやいなや、早くも彼女の売りでもある“歌声、歌唱力”で会場に集まった多くのファンを魅了した。そんな彼女の“歌声、歌唱力”に、終始酔いしれ続けられたライブは、ピアノトリオ編成のバンドを従え、安田レイが初めて作詞をした「Oneday」、デビュー曲「Best of my Love」など、これまでの軌跡をたどるオリジナル曲はもちろん、自身のルーツとなったアーティストたちのカバー曲含め、2回公演計13曲を披露。

 「中身はまだ子供です」と語りつつも、4年間の成長が垣間見せる大人びた歌声や、会場をクラップの渦に巻き込むアッパーな一面を見せるなど、オーディエンスを唸らせる。

 また、「time will tell」(宇多田ヒカル)、「A cup of tea」(竹内まりや)、「Ordinary People」(ジョン・レジェンド)、「LOVE IS BUBBLE」(BONNIE PINK)などの曲をカバーとして披露し、圧巻のパフォーマンスを見せ、このカバー披露にもファン達は、うっとりと聞き惚れていた。カバーされた曲の中でも「Ordinary People」は、先日出演したラジオ番組のカバー企画で惜しくも披露できなかった曲ということもあり、ファン待望のカバー披露ともなった。

 安田レイ自身も「4周年を、こんなにたくさんの方々とライブという形で一緒にお祝いする事ができて本当に幸せです。」とも語り、ファン達と改めてデビュー4周年の軌跡を噛みしめた。

 そして、本編最後に披露された最新シングル曲「きみのうた」では、ファン達の温かさに、自身も曲に対する想いが溢れ出し、思わず涙する場面もあり、何とも感動的な形で幕を閉じた。

 圧倒的な歌唱力でファンを魅了し、デビュー4周年ワンマンライブを大成功に終えた安田レイ。これからの活動にも期待が高まる。