アンコール明け軌跡映像のあと、小嶋陽菜が女神のような衣装で一人ステージに立ち、卒業ソング「気づかれないように」を歌唱。「桜の花びらたち」では16期研究生も集まり、現役AKB48メンバー全員が小嶋陽菜の卒業を祝った。歌唱後には、小嶋陽菜が「2005年12月8日から「桜の花びらたち」を歌い続けてきました。これから後輩たちみんなのことがすごく心配でもあるし、これからたくさん大変なことも困難なこともあると思うけど、12年前の1期生の私たちも同じ気持ちでこの曲を歌ってきました。だからこの劇場があるAKB48のみんなはなんでも乗り越えられると思うし、これからもすごい近くで見守っていきたいと思ってます。だからみなさん、これからも由依ちゃんのことを支えてあげてください」と語った。


 最後の曲は、高橋みなみと峯岸みなみが小嶋に寄り添い「夕陽を見ているか?」。イントロ部分では、「12年前、すごく軽い気持ちで入ったAKB48に、本気になる瞬間が何度もありました。みんなに出会えたことも、今までの私も、これから先の私も、全てAKB48が与えてくれました。本当にありがとうAKB48」と話し、めったに感情をあらわにしない渡辺麻友や柏木由紀も嗚咽してしまうほど。また、他メンバー達もあふれる涙を拭いながら小嶋に近寄り、小嶋がどれほどにメンバー達に慕われていたのかが窺い知れる場面ともなった。


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