夏フェス出演者続々決定、ブリトニーが15年ぶりの来日、ドレイク『モア・ライフ』が数々の記録を打ち立て首位デビュー:今週の洋楽まとめニュース
夏フェス出演者続々決定、ブリトニーが15年ぶりの来日、ドレイク『モア・ライフ』が数々の記録を打ち立て首位デビュー:今週の洋楽まとめニュース

 今週の洋楽まとめニュースは、今年の夏フェスの話題から。2017年7月28日~30日にかけて、新潟・苗場スキー場にて開催される【FUJI ROCK FESTIVAL '17】の出演アーティスト第3弾が発表になった。今回発表されたのは、先日7年ぶりとなる待望の新作リリースを緊急発表し、今まさに全世界から注目を集めているヴァーチャル・バンド、ゴリラズ。エイフェックス・ツイン、ビョークと、今年のヘッドライナーを飾る刺激的で強力な3組が出揃った。一方、2017年8月19日と20日に開催される【SUMMER SONIC 2017】のヘッドライナーとしてデイヴ・グロール率いる最強のロック・バンド、フー・ファイターズが出演することが決定。2017年は、英・グラストンベリーをはじめ世界の名だたるフェスにも出演が発表されており、満を持してサマソニのステージを踏むことになる。

【FRF '17】出演アーティスト第3弾発表!ゴリラズ/THE BACK HORN/アルカ/ガラントらの出演が決定
フー・ファイターズ、【SUMMER SONIC 2017】にヘッドライナーとして出演決定

 続いては、4月~6月にかけて行われるおススメの来日公演をピックアップ。特に注目したいのはポール・マッカートニーによる約2年ぶりの来日公演で、東京ドーム3デイズ&日本武道館で行われる予定となっている。また、15年ぶりの来日公演が発表された世界的ポップアイコン、ブリトニー・スピアーズのジャパン・ツアーにも期待だ。他にも、4年ぶりの来日公演を行うサンタナ、約7年ぶりのスタジオ・アルバム『オートマトン』をリリースしたばかりのジャミロクワイ、11年ぶりの日本武道館公演を行うアース・ウィンド&ファイアー、さらにはコールドプレイ、スティーヴン・タイラーの日本初となるソロ・ショーなど、ビッグ・アーティストたちの公演も目白押しとなっている。

いよいよポールがやってくる! 2017年4月~5月の来日公演まとめ
ブリトニー・スピアーズ、15年ぶりのジャパン・ツアーが決定
アース・ウィンド&ファイアー、5都市を巡るジャパン・ツアー決定

 さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ドレイクの“プレイリスト”『モア・ライフ』が、初動50万ユニットを突破し、堂々の首位デビューを果たした。3月18日にサプライズ・リリースされ、初日だけで6000万回を超える再生回数を記録した、『モア・ライフ』。公開24時間の記録としては、エド・シーランの『÷』(ディバイド)が打ち立てた5600万回を上回る、史上最高記録となる。また、ソング・チャート“Hot 100”にアルバム全22曲と他2曲の計24曲がチャートイン。通算で154曲送り込んだことになり、リル・ウェインが保持していた135曲の記録を抜き、ソロ・アーティストとしてチャート史上最多の“Hot 100”ヒット記録保持者となった。

【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイクが数々の記録を打ちたて首位デビュー、リック・ロスが3位に初登場
ドレイクの新作『モア・ライフ』が全米ALチャート初登場1位、前作のストリーミング初動記録を更新
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様々なスタイルやサンプルを取り入れた、ドレイクの唯一無二なセンスが光る“プレイリスト”『モア・ライフ』(Playlist Review)

 そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」が、通算9週目の首位獲得を果たした。先週2位に浮上したブルーノ・マーズの新曲「ザッツ・ワット・アイ・ライク」が入れ替わり、首位に立つかが注目されたが、主要部門を制覇し、今週もNo.1を死守した。一方、この曲が収録されたアルバム『÷』(ディバイド)は2位にダウンし、ドレイクの新作『モア・ライフ』が首位デビューを果たしている。本作『モア・ライフ』からは、昨年10月にリリースされた先行シングル「フェイク・ラブ」が最高位8位をマークするヒットを記録。今週のソング・チャートでは、アルバムのリリースを受けて、先週の31位から15位に急上昇している。

【米ビルボード・ソング・チャート】エド・シーランが9週目のNo.1、ドレイクが24曲エントリーの快挙

 替わって、今週のBillboard JAPAN洋楽チャートは、5週にわたり、首位をキープしてきたオースティン・マホーンの「ダーティ・ワーク」を下し、エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」が首位に返り咲き、通算4度目のNo.1を獲得した。エアプレイとTwitterポイントで、2位の「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」ジャスティン・ビーバーと3位「ダーティ・ワーク」オースティン・マホーンを上回り、ストリーミング指標においては洋楽勢TOPの「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」に僅差で2位となった。全体的にポイントは落ちているものの、顕著にポイントを積み上げ、ロング・ヒットの兆しを見せている。同曲が収録された、最新アルバム『÷』(ディバイド)は、先週6位から惜しくもTOP10圏外の16位へとランクダウンしている。

【ビルボード】エド・シーランが洋楽チャート首位返り咲き、ブルーノがTOP20圏内に5曲エントリーの快挙

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