ウィーン少年合唱団が無形文化遺産に登録
ウィーン少年合唱団が無形文化遺産に登録

 ウィーン少年合唱団が、ユネスコの無形文化遺産に登録された。

ウィーン少年合唱団 写真(全5枚)

 本合唱団が創立したのは1498年。巨匠・トスカニーニが彼らのコーラスを評して“天使の歌声”と命名したことでも有名だ。特別な技術教育が行われていること、さらにオーストリア国外で合唱団を有名にした典型的なコーラスの響きを継承していることから、今回の登録に至った。

 ウィーン少年合唱団の音楽監督のゲラルト・ヴィルト氏は、「今回、ユネスコの無形文化遺産に登録されたことは、ウィーン少年合唱団の歴史においてとても光栄です。これからもウィーン少年合唱団は、教育と伝統を重んじ、芸術的活動を通じて、世界の人々や社会に良い影響を与えていくことが出来ましたら、と願います」とコメント。同合唱団は、2017年4月30日から6月中旬まで全国ツアーが予定されている。

◎公演概要【Canon Presents ウィーン少年合唱団】
2017年4月30日(日)~6月18日(日)

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