レディー・ガガ、ハーフタイム・ショー後に売り上げが1000%以上増
レディー・ガガ、ハーフタイム・ショー後に売り上げが1000%以上増

 現地時間2017年2月5日のNFLスーパーボウルのハーフタイム・ショーで観客と世界中の視聴者を魅了したレディー・ガガだが、ショーを終えた後のアルバムと楽曲のセールスが前日比で爆発的に伸びていたことが明らかになった。

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 ニールセン・ミュージックに報告された2月5日の米国内初期売上枚数によると、デジタル・アルバムと楽曲が約150,000枚で、前日の15,000枚弱と比べると1000%以上の伸びを記録した。

 また、2月5日の“スーパーボウル・サンデー”の1日のデジタル・フォーマットの売り上げは、2月2日付の週全体のフィジカルとデジタル両方の売り上げよりも多かった。レディー・ガガの2月2日付の週のアルバムと楽曲の売上枚数は30,000枚で、内26,000枚がデジタルだった。

 ガガによる13分のハーフタイム・ショー・パフォーマンスには、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”1位を獲得した全3曲(「ジャスト・ダンス」、「ポーカー・フェイス」、「ボーン・ディス・ウェイ」)や、TOP10入りした「テレフォン」、「バッド・ロマンス」、そして最近のシングル「ミリオン・リーズンズ」などが含まれていた。

 楽曲だけで見ると、2月5日に約125,000回のダウンロード数を記録し、前日の約10,000回と比較すると約960%の伸びだった。一番売れた楽曲は「ミリオン・リーズンズ」で約45,000回ダウンロードされ、前日の約5,000回から約900%の伸びを見せた。また、「バッド・ロマンス」は13,000回で前日比1,525%増、「ボーン・ディス・ウェイ」は12,000回で2,202%増、「ポーカー・フェイス」は10,000回で1,212%増を記録した。

 「ミリオン・リーズンズ」は、2016年11月12日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で首位デビューを果たした最新アルバム『ジョアン』に収録されている。『ジョアン』は2月5日に最も売れたアルバムとなり、12,000枚以上の売上枚数は、前日の約1,000枚から1,077%増だった。次いで「バッド・ロマンス」と「テレフォン」が収録されている『ザ・モンスター』で、6,000枚だった。全アルバムで見ると23,000ダウンロードで、前日の2,000回から1,395%の伸びだった。

 2016年のスーパーボウル・ハーフタイム・ショーでヘッドライナーを務めたコールドプレイの場合、終了後の2月11日付の週にアルバムが95,000枚(355%増)、デジタル・ソングが254,000枚(174%増)の売り上げを記録し、リリース直後だったアルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』も2016年2月20日付のBillboard 200チャートで前週の16位から4位に急上昇した。