ブライアン・アダムスが24回目の武道館公演、数々の名曲に大合唱&大喝采
ブライアン・アダムスが24回目の武道館公演、数々の名曲に大合唱&大喝采

 ブライアン・アダムスが5年ぶりとなる来日公演を、1月24日に東京・日本武道館で開催した。

 「想い出のサマー」「ヘヴン」「オール・フォー・ラヴ」など世界的な大ヒット・シングルの数々で知られるカナダ出身ロックンローラー、ブライアン・アダムス。その5年ぶりとなる来日公演が、1月23日に大阪で、24日に東京で行われた。

 今回の公演は2015年にリリースされた最新アルバム『ゲット・アップ』を携えてのツアーで、東京公演は自身24回目となる日本武道館での公演となった。そのため、「今日は特別は日だから日本語で話すよ。日本武道館で24回目のコンサートです」とステージ上で日本語を披露。この日のライヴがブライアン本人にとってもファンにとってもスペシャルなものだという思いが伝わってきた。

 アリーナは一番後ろまで、スタンド席は2階の一番上までぎっしり埋め尽くされ、全32曲、約2時間半にわたって名曲の数々が繰り出された。1曲目は最新作『ゲット・アップ』から「ドゥ・ホワット・ヤ・ガッタ・ドゥ」。35年を超えるキャリアからの選曲はどれも日本のファンに人気の曲ばかりで、「ヘヴン」「想い出のサマー」そして“これまでの武道館公演でも必ず演った”という「サムバディ」などでは、ブライアンのヴォーカルなしでも歌が響いた。

 アンコール1曲目は最新作『ゲット・アップ』からの「ブラン・ニュー・デイ」、その後、観客のリクエストに応えてエルヴィス・プレスリーの曲を演奏するシーンも。「初来日(1983年)の時はまだ携帯電話なんてなかった。でも今はみんな持っている。だから携帯のライトを点けて」と、たくさんのキャンドル・ライトの中で始まったのは最後の曲「オール・フォー・ラヴ」。ブライアン・アダムスと彼の曲を大好きな日本のファンにとっては、まさに特別な美しい空間となった。

Photo by Masanori Doi


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