意外と簡単!? 『ローグ・ワン』監督直伝、『スター・ウォーズ』の世界観を作る3つのポイントとは?
意外と簡単!? 『ローグ・ワン』監督直伝、『スター・ウォーズ』の世界観を作る3つのポイントとは?

 大ヒット公開中の映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の独特の世界観を作り出す方法をギャレス・エドワーズ監督が明かしてくれた。

 監督曰く、「『スター・ウォーズ』の世界観を描く時に大切なのは、アジアの文化、建築、ファッションの要素だ。そこに10%のファンタジー要素を付け加える。すると、エキゾチックで少し未来的なイメージがありながら、90%はリアルに感じられるから、見たことのない世界が作れるんだ」と、同シリーズの秘訣を語った。

 帝国軍に占領されている惑星ジェダを例に挙げよう。この星は主人公ジンが盲目の戦士チアルートと友情に熱い勇者ベイズと出会う神聖な場所。ここで監督が参考にしたのが、エルサレムにあるマサダの岩山の要塞や、第二次世界大戦時の占領下のパリだ。草ひとつないマサダの岩山は、まさに劇中に登場するジェダにそっくり。そこに10%のファンタジー要素を加えると、あっという間に『スター・ウォーズ』らしくなってしまうのが、なんとも不思議だ。

 さらに、本シリーズの生みの親、ジョージ・ルーカスが描いた第1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に登場するダース・ベイダーのマスクは日本兜からインスピレーションを受けて誕生したもので、ここでも日本(アジア)の文化、ファッションが取り入れられていることが分かる。実際にこのポイントを活かせばあなたも『スター・ウォーズ』の世界を作り出せてしまうかもしれない。シリーズ初の“泣ける” 『スター・ウォーズ』として高い支持を受けている本作は、現在大ヒット公開中。


◎公開情報
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
2016年12月16日(金)より上映中
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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