激動だった2016年の日本音楽シーン~大物注目作リリースラッシュの2017年幕開けへ 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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激動だった2016年の日本音楽シーン~大物注目作リリースラッシュの2017年幕開けへ

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激動だった2016年の日本音楽シーン~大物注目作リリースラッシュの2017年幕開けへ

激動だった2016年の日本音楽シーン~大物注目作リリースラッシュの2017年幕開けへ

 絶え間なくワイドショーを賑わしてきた芸能ネタの数々や、米国ビルボードチャートをも席巻したアーティストの台頭など、例年にも増して激動だった2016年の音楽シーン。そのトピックを振り返りつつ、2017年のシーンの主役になるであろうアーティストたちの新春リリース作品を紹介したい。


<2016年の主役たち:SMAP/宇多田/ラッド/ベビメタ/ピコ太郎/西野カナ/AKBなど>


 2016年は新春より有名アーティストのビッグニュースが絶え間なく相次いだが、その中でも特に日本中に衝撃を与えたのはSMAPの解散報道だろう。12月26日のフジテレビ系『SMAP×SMAP』でのパフォーマンスがラストステージとしてオンエアされたものの、ベスト盤『SMAP 25 YEARS』は依然大ヒットを記録中。30日には朝日新聞にSMAPファン達による広告が掲載される等、彼らの活動継続や復活を望む声は後を絶たない。また、同じくジャニーズの人気グループ・KAT-TUNが充電期間へ、ウエンツ瑛士×小池徹平によるWaTが解散、AKB48からは総監督・高橋みなみが卒業、35年に渡ってシーンのトップに君臨し続けた氷室京介は無期限活動休止、アニソン界でカリスマ的な人気を誇る藍井エイルも活動休止、ゲスの極み乙女。も活動休止期間へ入ることになった。


 そんな国民的スターたちの衝撃ニュースが相次ぐ中、宇多田ヒカルは音楽活動を約6年ぶりに再開。8年半ぶりの新アルバム『Fantome』はBillboard JAPAN総合アルバムチャート年間1位に輝く等、名実共に今年を代表する1枚となった。ロックバンド勢の中では、RADWIMPSが大ヒット映画『君の名は。』主題歌「前前前世」でお茶に間をも賑わす存在へ。また、米ビルボードチャートを席巻するアーティストも現れ、BABYMETALは坂本九以来となる総合アルバムチャートTOP40入り。ピコ太郎「PPAP」も米ビルボードHOT 100に日本人として26年ぶりにチャートインした。ピコ太郎同様、大衆がマネしてムーヴメント化したトピックとしては、オリエンタルラジオによるユニット・RADIO FISH「PERFECT HUMAN」、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』主題歌、星野源「恋」に合わせて踊る“恋ダンス”も大きな話題に。


 そして、日本を代表する音楽アワード【第58回レコード大賞】では、女性ソロ歌手として2005年の倖田來未以来11年ぶりに西野カナが年間大賞を受賞。また、Billboard JAPANにおけるイヤーエンド2016(年間チャート)では、AKB48「翼はいらない」がHot100首位に輝いている。


<2017年の注目作品:ミスチル/ワンオク/ヤスタカ&きゃりー/Suchmos/AKBなど>


 そんな激動の2016年~2017年へ。今年は新春よりビッグネームの注目作が次々とリリースされる。1月11日には、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』主題歌として早くも大ヒットの予感しかしないMr.Children『ヒカリノアトリエ』、今や日本が世界に誇るロックバンドにまで成長したONE OK ROCK2年ぶりのニューアルバム『Ambitions』が発売。18日には、中田ヤスタカ/きゃりーぱみゅぱみゅのダブルA面スプリット盤シングル『Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) / 原宿いやほい』や、E-girlsによる過去最大ボリュームのオリジナルアルバム『E.G. CRAZY』もドロップされる。


 24日には、同日がデビュー10周年記念日となるGReeeeNの大ヒット曲満載シングルコレクション『ALL SINGLeeeeS ~& New Beginning~』。25日には、2017年にさらなる大ブレイクが期待されるSuchmosの話題曲「STAY TUNE」含む新アルバム『THE KIDS』、Acid Black Cherryによる“名曲を次の世代に唄い継ぐ”がコンセプトのカバーアルバム第4弾『Recreation 4』、指原莉乃&モーニング娘。'17や山本彩&稲垣潤一といったコラボが発売前から話題となっているAKB48 8thアルバム『サムネイル』もリリースされる。


 音楽の聴かれ方が多様化されると共にヒットやブレイクの形も多様化している現在、これらの作品がどのような形で評価されていくのかも含め、2017年の音楽シーンにもぜひ注目してほしい。


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