“物扱い”されたアリアナ・グランデ、一部ファンからの反発に「芸術でセクシュアリティを表現してるからって侮辱してもいいわけじゃない」
“物扱い”されたアリアナ・グランデ、一部ファンからの反発に「芸術でセクシュアリティを表現してるからって侮辱してもいいわけじゃない」

 現地時間2016年12月27日にアリアナ・グランデが恋人のマック・ミラーと外出していた際、ミラーの男性ファンに物扱いされたことをツイートしたところ、“言行不一致”なのではと反発を受け、彼女はすぐに反論した。

 アリアナがすぐ隣に座っていたにもかかわらず、ミラーのファンは、“アリアナは、すげーセクシーだよな。それとヤッてるのが目に見えるぜ”と発言し、それを聞いて彼女は“気分が悪くなり、物のように扱われている”と感じたとツイートした。そして自分は“肉片ではない”と怒りの投稿をしたところ、一部のファンからのコメントが彼女の不満を増幅させた。

 「“でもあんたはビデオや音楽で自分をすごくセクシャルに表現してるじゃないか”というコメントが多いわね」と彼女はツイートし、「芸術でセクシュアリティを表現してるからって侮辱してもいいわけじゃない!短いスカートを履いてるからって襲ってもいいわけじゃないとの一緒。あなたたちが言っていることは文字通り、私たち(女性)がある特定の姿をしていれば、(男性が)好きにしてもいいってこと。でもそれは違う!私たちは自己表現する権利がある」とコメントした。

 男性ファンの行為を非難した当初のツイートでアリアナは世の女性に対し、自分への発言や行為を不愉快だと感じたら声を上げるよう呼び掛け、そうしなければ女性を物扱いする行為がずっと続いてしまうからだとコメントしていた。自らその言葉を実践した形だ。


◎アリアナ・グランデによる投稿
https://twitter.com/ArianaGrande/status/814160150667870208
https://twitter.com/ArianaGrande/status/814160468562558980
https://twitter.com/ArianaGrande/status/814160993559396356
https://twitter.com/ArianaGrande/status/814161288569950208