『ハイレゾ音源大賞』2016年グランプリはエリック・クラプトン『I Still Do』に決定、ユーザー賞3作品も発表
『ハイレゾ音源大賞』2016年グランプリはエリック・クラプトン『I Still Do』に決定、ユーザー賞3作品も発表

 <e-onkyo music>、<mora ~WALKMAN(R)公式ミュージックストア~>、<OTOTOY>、<VICTOR STUDIO HD-Music.>のハイレゾ音源配信サイト4社による合同企画『ハイレゾ音源大賞』。その2016年グランプリ作品が、エリック・クラプトン『I Still Do』に決定した。

 ハイレゾ音源大賞では、4サイトが2016年1月から12月にリリースされたハイレゾ音源作品の中から1作品ずつ推薦し、洋楽、邦楽、アニソン、クラシックなどジャンルを超えた合計48作品を候補としてノミネート。

 グランプリを選定するセレクターは、『情報プレゼンター とくダネ!』のMCを務め、専用のリスニングルームを構えるほどのオーディオマニアとしても有名な小倉智昭が就任。全作品を聴いた結果、moraが5月作品として推薦したEric Clapton『I Still Do』をハイレゾ音源大賞2016グランプリ作品として選出した。また、特設サイトでは小倉智昭のロングインタビューを掲載しており、グランプリ選出理由の他、音楽との付き合い方やハイレゾ音源に対する要望などを語った。

 さらに、候補48作品のなかからユーザー投票の多かった『ハイレゾ音源大賞2016ユーザー賞』には邦楽3作品が選出され、各サイトが2016年の作品の中から特に推薦する『ハイレゾ音源大賞2016ストア賞』にはハイレゾにリマスタリングされた旧譜や、インストゥメンタルアルバムやアニソンなど、ストアの特色が強く反映された4作品が選出された。


◎ハイレゾ音源大賞2016グランプリ
エリック・クラプトン『I Still Do』
配信開始日:2016年5月20日
セレクター:小倉智昭
<小倉智昭コメント>
今回の企画を通して、アーティストやレコーディング・ディレクターの意図も伝わってきて、そこまで考えながら腰を据えてじっくり聴くことってなかなかないんで、そういう意味ではすごく楽しかった。
ハイレゾも出始めのころからずっと聴いてますけど、始めは疑心暗鬼な部分もありました。でもこれだけ個性のあるものが揃うと面白いです。楽器によっても違って、ドラムスの音のキレとかはハイレゾの方が全然いいですね。
エリック・クラプトンの『I Still Do』は録音面でも、定位感がものすごくいいし、音の抜けも良くて。昔のクラプトンの音作りに比べると、ハイレゾになってかなり良くなってるのかなと感じました。この作品はCDも聴いてましたけど、やはりハイレゾが良かったですね。

◎ハイレゾ音源大賞2016ユーザー賞
NakamuraEmi『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST(24bit/96kHz)』
Negicco『ティー・フォー・スリー』
丸本莉子『誰にもわからない~何が幸せ?~』

◎ハイレゾ音源大賞2016ストア賞
<e-onkyo music賞>
渡辺香津美『ギター・イズ・ビューティフル KW45』
<mora賞>
V.A.『涼宮ハルヒの完奏 ~コンプリートサウンドトラック~』
<OTOTOY賞>
サニーデイ・サービス『DANCE TO YOU(24bit/48kHz)』
<HD-Music.賞>
小泉 今日子『Today's Girl』

◎ハイレゾ音源大賞HP
http://hi-res-award.com/