【深ヨミ】BOYS AND MEN『威風堂々~B.M.C.A.~』 売上げは前作ALの倍以上、セールスを大きく伸ばした地域は?
【深ヨミ】BOYS AND MEN『威風堂々~B.M.C.A.~』 売上げは前作ALの倍以上、セールスを大きく伸ばした地域は?

 12月26日付Billboard JAPAN週間セールスアルバムチャート“Top Albums Sales”では、BOYS AND MENの『威風堂々~B.M.C.A.~』が4.6万枚を売上げて、同チャートで初となる首位を獲得した。

 BOYS AND MEN(通称:ボイメン)は、東海エリア出身・在住のメンバーで構成された男性ユニット。歌とダンスだけでなく、芝居やミュージカルなどもこなすエンターテイメント集団として活動している。『威風堂々~B.M.C.A.~』は、彼らのメジャー専属契約第1弾アルバムで、氣志團からの提供楽曲「GO!! 世侍塾 GO!!」や、「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」をアレンジをした「ヤングマン~B.M.C.A.~」などが収録されている。

 前作AL『Cheer up!』は、“Top Albums Sales”で初登場2位を記録していたが、今作はその記録を上回った形だ。売上げ枚数を見ても前作が2.1万枚だったのに対して、今作は4.6万枚と倍以上になっており、BOYS AND MENの注目度が上昇していることがわかる。このセールスの中心は、活動の拠点である東海地域だと考えられるが、その他の地域ではどうなのか。SoundScan Japanのセールスデータから、今作と前作の店舗での初週売上げ地域別トップ5を抽出すると下記のようになった。
『威風堂々~B.M.C.A.~』
1位:愛知
2位:大阪
3位:東京
4位:埼玉
5位:静岡
『Cheer up!』
1位:愛知
2位:東京
3位:兵庫
4位:岐阜
5位:福岡
 各地でセールスを伸ばしている中、予想通り愛知が両作とも断トツでトップに。なお愛知での売上げ枚数は、前作の倍以上になっており、活動のベースとなる地域での人気も増している。そして『威風堂々~B.M.C.A.~』2位の大阪は、前作の8位からジャンプアップ。前作リリースから約半年の間に、大阪で多くのファンを獲得したと考えられる。その他、今作で上位の埼玉や静岡でも同じことが言える。2016年にその人気や認知度を急上昇させたBOYS AND MEN。2017年もCDセールスを伸ばし続けていくのか。その動向にも注目したい。

※表示枚数は概数となります。