年内にリリースされるNINの新作EPをトレント・レズナーが語る 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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年内にリリースされるNINの新作EPをトレント・レズナーが語る

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年内にリリースされるNINの新作EPをトレント・レズナーが語る

年内にリリースされるNINの新作EPをトレント・レズナーが語る

 去年、ナイン・インチ・ネイルズ(NIN)のトレント・レズナーが2016年末までに新作を発表すると約束していた。その言葉通り、NINは2016年12月23日に新EP『ノット・ザ・アクチュアル・イベンツ/Not the Actual Events』をリリースする。


 新たなEPについてレズナーは「俺たちが作る必要があったけれど、無愛想で(unfriendly)、やや分かりづらい(impenetrable)レコードだ」とプレス・リリースでコメントしている。“俺たち”とは自分と長年のコラボレーターであり“公式なバンドメイト”でもあるアッティカス・ロスのこと。『ノット・ザ・アクチュアル・イベンツ』は、NINが2013年にリリースした『ヘジテイション・マークス』から「急に左折するような」作品であり、EPとしてリリースしたのはそのフォーマットが「物語を語る為に適切な長さだったから」と書いている。更に「現在進行中の映画音楽とは似ても似つかない」と形容されていて、これには2013年のボストン・マラソン爆弾テロ事件を題材にした映画『ペイトリオッツ・デイ(原題)/Patriots Day』の劇伴も含まれる。


 さらには、NINの1999年のアルバム『ザ・フラジャイル』が、リマスター音源と37曲ものボーナス・トラックが収録されたLP4枚組の形で再発される。


 『ザ・フラジャイル』についてレズナーは、「自分の心のとても興味深くて親密な一角を占めている。このアルバムを作ってる頃、人生で混乱が続いていたから、このアルバムを振り返ることは自分にとって一種のセラピーだった。実験として、ボーカルを全部抜いてみたら、異なるけれど説得力のあるレベルで作用する全くの別物になった。『ザ・フラジャイル:ディヴィエーションズ 1』は、アッティカスと俺が以前使わなかった幾つかのトラックで元のアルバムを装飾したものだ。その結果、俺たちがシェアしたいと思うような、素晴らしいけれど異なる姿が描き出された」と書いている。


 1989年の『プリティ・ヘイト・マシーン』と1992年の『ブロークン』を含むメジャーなNINタイトルのアナログ決定版もリリースが予定されている。


 「カタログをもともと意図した通りに、妥協せず提供したい。その上で、オリジナルのソースからオーディオを丁寧にリマスターしたり、アートワークを念入りに再現したり、新しい素材や幾つかのサプライズを入れてみたり、誰も気づかないような、でも俺たちにとっては大切なディテールにすごくこだわったりした。余計なものやギミックは一切なし。“リアル”なレコードの本来の姿だ」とレズナーは書いている。



◎トレント・レズナーによる投稿
https://twitter.com/trent_reznor/status/809846884076384256


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