ストーンズの中南米ツアーを追ったドキュメンタリーをキース&ロンが語る「とてつもないエネルギーを感じた」 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)
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ストーンズの中南米ツアーを追ったドキュメンタリーをキース&ロンが語る「とてつもないエネルギーを感じた」

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ストーンズの中南米ツアーを追ったドキュメンタリーをキース&ロンが語る「とてつもないエネルギーを感じた」

ストーンズの中南米ツアーを追ったドキュメンタリーをキース&ロンが語る「とてつもないエネルギーを感じた」

 2016年12月12日にアメリカの300以上の劇場で公開された、ザ・ローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテンアメリカ』。日本では2016年11月30日に一夜限りで劇場上映されたこの作品にはキース・リチャーズによる雨避けの“レインスティック儀式”や、ブラジルのアーティストIvald Granatoとコラボ・ペインティングをするロン・ウッド、そしてアルゼンチンのレコレータ墓地を散策するミック・ジャガーの姿など、数多くのクールでユーモラスで感動的な瞬間が詰まっている。


 「あれをやった直後に彼(Granato)が亡くなってしまったから、この映画は彼に捧げることにしたんだ。彼は安らかに亡くなったよ」と、トロント国際映画祭で初公開された際にロンが米ビルボードに語った。


 ドキュメンタリーにはブラジルで再開した二人が一つのキャンバスに絵を描いている姿が捉えられている。以前会った時から何年も経っていたにもかかわらず、二人の間には深い絆が見て取れる。「彼は“アイ・ラブ・ユー”しか英語で言えなかったんだよ」と、ロンは友人のアクセントを真似した。


 一緒に描いた絵画は現在手元にあるのだと言う。「うちに届いたんだ。撮影の後に二人で完成させた時、彼が“アイ・ウィル・センド・トゥ・ユー”って言ったんだけど、彼が亡くなったその日にロンドンの俺んちに届いたんだ。素敵なやつだった」と、明かした。


 エド・シーラン、コールドプレイ、アデルなどのドキュメンタリーやコンサート・フィルムで知られるイギリスの映画監督ポール・ダグデイルによる『ストーンズ オレ!オレ!オレ! ア・トリップ・アクロス・ラテンアメリカ』は、2016年初めに行われたストーンズの中南米ツアーを追い、訪れた各都市を彩り豊かに撮影したもの。このツアーは3月25日にキューバのハバナで120万人の観客を動員した歴史的な無料野外コンサートで幕を閉じたが、このコンサートの模様はライヴ映画『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』に収められている。


 「南米各国の文化を少しずつ紹介できているところが気に入ってるんだ。最後はキューバで終わるんだけど、キューバだけで別のドキュメンタリーができたしね」と、ロンは話す。ストーンズが予定していたハバナの無料コンサートがオバマ大統領の歴史的初訪問と重なってしまったため、開催が危ぶまれた経緯も映画には捉えられており、そこも気に入っているとロンは言う。


 結局開催日をずらしてコンサートを行ったのだが、「やるの?やらないの?みたいな行ったり来たりとか、本当に開催できるのか危ぶまれたあの感じ……。やがてコンサートをドーンと開催した時のあの観客の表情と反応。あれを見れただけでも苦労した甲斐があったよ」と、当時の心境を明かした。


 キースは、ハバナの人たちがストーンズを「新鮮な目で見てくれた」ことが気に入ったと話す。「現在のキューバは不思議な感じだ。色々オープンになりつつあって、それがいい方へ向かえばいいと思う。とてつもないエネルギーを感じたよ。スマホに夢中になりながら歩いてる人が全然いなかったことが興味深かった。あれは清々しかったな。そうは言っても、変化にも期待しているよ。あそこをこじ開けた者の一人になれたことは嬉しかった」と、感想を述べた。


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