ビヨンセの【グラミー賞】ロック部門ノミネートにディスターブドが物申す「いつから全部“ロック”になったんだ?」 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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ビヨンセの【グラミー賞】ロック部門ノミネートにディスターブドが物申す「いつから全部“ロック”になったんだ?」

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ビヨンセの【グラミー賞】ロック部門ノミネートにディスターブドが物申す「いつから全部“ロック”になったんだ?」

ビヨンセの【グラミー賞】ロック部門ノミネートにディスターブドが物申す「いつから全部“ロック”になったんだ?」

 2016年12月6日に2017年【グラミー賞】のノミネートが発表されたが、シカゴのベテラン・ハードロック・バンド、ディスターブドによるサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」のカバーが<最優秀ロック・パフォーマンス>部門の候補に選ばれた。バンドにとっては2度目の【グラミー賞】ノミネートだ。


 2015年のアルバム『イモータライズド/Immortalized』に収録されているこのカバーは同部門でトゥエンティ・ワン・パイロッツのTOP10ヒット「ヒーサンズ/Heathens」、デヴィッド・ボウイの遺作となったアルバム『ブラックスター』のタイトル曲、アラバマ・シェイクスによる「ジョー」のライブ・パフォーマンス、そしてビヨンセfeat.ジャック・ホワイトの「Don’t Hurt Yourself」と競い合うことになった。


 そう、実はビヨンセが<最優秀ロック・パフォーマンス>にノミネートされているのだ。<年間最優秀アルバム>にノミネートされている『レモネード』に収録されている曲だが、ビヨンセと同賞を競うことについてディスターブドのフロントマン、デイヴィッド・ドレイマンは、確かに少し驚いたと米ビルボードに話した。


 「この部門の他のアーティストを大いに尊敬しているよ。ジャック・ホワイトを含めて、と言うか特にね。(ビヨンセと競うことが)不思議かって?その質問をしてくるってことは、不思議だってことなんだろうね。目立っていることは間違いないね。一つだけ他と違うものがある、みたいな。でもどうしようもないじゃないか」と彼は話す。


 ただ、ビヨンセが予想外にロック部門にノミネートされたことが嫌な訳ではないとドレイマンは言う。「俺が気になっているのは、この部門の全員がそれぞれのフィールドの大物だってことだ。大物中の大物、今年相当インパクトが大きかったアーティストばかりだ。トゥエンティ・ワン・パイロッツは今年大きな爪痕を残した。ボウイの場合、死後に賞が授与されることなんてしょっちゅうだし、彼は誰よりも受賞に値する。この部門には凄まじい量の才能が集まっているんだ」と彼は説明する。


 「いつから全部“ロック”になったんだ?他のジャンルに目を向ければ、そこにはいくつものカテゴリーやサブ・カテゴリーがある。でもロックの場合、これしかないから、この4部門に全部押し込められる羽目になる。多様じゃないかって?勿論だよ。多様過ぎるよ!失礼ながら、ビヨンセとディスターブドが同じ部門に入っているのは何かが間違っているってことだろう。彼女の価値を落とそうとしている訳では決してなくて、俺たちと彼女がとても違うということが言いたいんだ」


 20年前に結成されてから5枚のアルバムが米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”1位を獲得しているディスターブド。「Down With the Sickness」や「Ten Thousand Fists」のような強烈なロック・シングルを生み出し続けている彼らは、2009年に「Inside the Fire」で今はなき<最優秀ハード・ロック・パフォーマンス>部門にノミネートされたが受賞を逃している。彼らが3月に「サウンド・オブ・サイレンス」のカバーを米TV番組『コナン』で披露してからシングルが米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高42位を記録し、バンドにとっては初の【グラミー賞】受賞の可能性が出てきた。


 ノミネートされたことについて「とても謙虚な気持ちになる」とドレイマンは話す。「全く予想していなかったんだ。この曲は多くの人々の琴線に触れて響いたみたいだ。すごく嬉しいよ。もしかしたら今までで一番実感してるんだけど、知名度が10倍位増えた感じなんだよね。不思議な気持ちだよ」と彼は明かした。


 依頼があればディスターブドは【グラミー賞】でパフォーマンスするかと問われたドレイマンは「喜んで」と答えた。受賞の可能性について聞かれると、ボウイの「ブラックスター」が確実だろうと予測していた。「誰かに負けるなら、相手はボウイだったら最高だよね。でもボウイのいいところは5部門でノミネートされているから、これは俺らに譲ってくれるかもしれない!夢物語だけど、そんな夢だって見る価値はあるだろ?」と彼は笑った。


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