【ビルボード】星野源「恋」4冠でモー娘。を抑えJAPAN HOT100総合首位に返り咲き
【ビルボード】星野源「恋」4冠でモー娘。を抑えJAPAN HOT100総合首位に返り咲き

 星野源「恋」が、ダウンロード、ストリーミング、ルックアップ、Twitterで1位に立ち、4冠でJAPAN HOT100総合首位を獲得した。ユーザーによる「踊ってみた」動画アップロードを期限付きながらメーカーによる許諾がアナウンスされた動画再生回数は前週よりも210万回超伸ばして11,267,555回をマーク、不動の動画再生1位のピコ太郎の12,413,475回に迫る勢いだ。これで「恋」は11週連続でチャート・インしており、総合順位の推移は、13→9→9→2→1→1→2→2→3→2→1位となっている。通常星野源はラジオ、パッケージ、ダウンロードでポイントを稼ぐ傾向にあるが、「恋」はこれにTwitterと動画再生のポイントが大きく上乗せされ、かつ前出の3指標のポイントも高止まりしているため、総合順位を高ランクで維持している。TBSドラマ『逃げ恥』の終盤の盛り上がりと合わせ、しばらくこの傾向が続くとみられる。

 パッケージ・セールスで16.6万枚を売り上げてセールス1位となったモーニング娘。'16「セクシーキャットの演説」は、ラジオ45位、ダウンロード45位、ルックアップ18位、Twitter19位と、他指標が奮わず、パッケージ・セールス差を星野源に覆される結果となった。

 これで2016年度分のチャート集計は終了。上半期チャートでは大方の予想通りの展開となったが、下半期では「前前前世」「ペンパイナッポーアッポーペン」「恋」を筆頭に、動画再生をフックとして通例よりも大きくポイントを伸ばし、かつ他指標にそれが影響する楽曲が多くみられ、フタを開けてみないと分からない状況だ。今年のイヤーエンドチャートは12月8日に発表予定、その結果が注目される。

◎【JAPAN HOT100】トップ20
1位「恋」星野源
2位「セクシーキャットの演説」モーニング娘。'16
3位「君への手紙」桑田佳祐
4位「ペンパイナッポーアッポーペン」ピコ太郎
5位「ジングルベルがとまらない」Aqours
6位「前前前世」RADWIMPS
7位「ハッピーエンド」back number
8位「サヨナラの意味」乃木坂46
9位「ハイテンション」AKB48
10位「Dear Diary」安室奈美恵
11位「You Only Live Once」YURI!!! on ICE feat.w.hatano
12位「(RE)PLAY」三浦大知
13位「Welcome to TOKYO」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
14位「お気楽珍道中」陸奥守吉行(濱健人),博多藤四郎(大須賀純),山伏国広(櫻井トオル),御手杵(浜田賢二)
15位「フキアレナサイ」B'z
16位「スパークル」RADWIMPS
17位「五色のShooting☆Star!!!!!」流星隊
18位「99」Superfly
19位「世界に一つだけの花」SMAP
20位「光」RADWIMPS