ドレスコーズが11月15日に東京 渋谷WWWで行われたおとぎ話ニューアルバム『ISLAY』リリースパーティ【New Moon,New Moon～ドラマとドラマ～】に出演した。
志磨遼平のソロプロジェクトとなったドレスコーズにとっておとぎ話は、前身 毛皮のマリーズ活動期から親交が深く、今春には“レア曲を葬る”と銘打って全国を巡ってきたツアーでもステージを共にした盟友だ。また、彼らの新作『ISLAY』には、映画『溺れるナイフ』挿入歌「めぐり逢えたら」のセルフカバーも収録されていたが、この映画は志磨遼平が出演し、主題歌にはドレスコーズの「コミック・ジェネレイション」を起用と、ここにきてさらなる共通項も。この日のイベントは、今こそコラボで観たい両者が共演するステージとなった。
イベントの最初に登場した志磨遼平は、「早速、今日の主賓をお呼びしようと思います」とおとぎ話のメンバーを招へい。彼らの演奏で毛皮のマリーズ時代の楽曲「COWGIRL」よりライブをスタートさせていく。セットリストは春のステージで“葬った”楽曲たちに加えて、ドレスコーズの楽曲や代表曲の数々までボーダーレスにセレクト。序盤、嬉しそうな笑顔を見せる有馬和樹（vo,g）は「俺と志磨ちゃん、舞い上がってない？」とおどけたが、牛尾健太（g）の切れ味鋭いギターに、楽曲の土台を支える風間洋隆（b）と前越啓輔（dr）の重低音、そして志磨遼平の不世出な歌声と大仰な立ち振舞いを目の当たりにした観衆は、徐々に並々ならぬ熱気へ。「コミック・ジェネレイション」では、方々からハンドクラップが沸き起こるハッピーな雰囲気に包まれていった。
さらに終盤にはこちらも盟友 越川和磨（g）のゲスト出演があり、「BABYDOLL」「ビューティフル」といったマリーズが遺した不朽の代表曲から、ひとりになったドレスコーズが生み出した名曲「愛に気をつけてね」まで。双方のファンが熱狂する一時を届けたドレスコーズだったが、来年3月上旬には5枚目のアルバムをリリース。そして同月17日の新潟GOLDEN PIGS RED STAGE公演を皮切りに、宮城、札幌、広島、福岡、愛知、大阪、東京と8箇所を巡る全国ツアーを開催することも決定している。
また、12月2日恵比寿LIQUIDROOMでの【奥野真哉 生誕50年祭「今宵限りの雑種天国」】への客演をはじめ、24日 恵比寿 The Garden Hall【12月24日のドレスコーズ】、そして29日の【rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 16/17】と、ドレスコーズのライブは年内もまだまだ続いていく。
photo by タイコウクニヨシ
◎ドレスコーズ 5thアルバム（タイトル未定）
2017年3月上旬発売予定
◎ドレスコーズライブ情報
【奥野真哉 生誕50年祭「今宵限りの雑種天国」】
12月2日（金） 恵比寿LIQUIDROOM
出演：奥野真哉
ゲスト：朝倉真司、ウエケン、ウエノコウジ（the HIATUS）、うつみようこ、大森靖子、加藤ひさし・古市コータロー(THE COLLECTORS)、クハラカズユキ、越川和磨(THE STARBEMS)、小松シゲル（NONA REEVES）、佐藤タイジ（シアターブルック/TAIJI at THE BONNET）、シシド・カフカ、志磨遼平（ドレスコーズ）、TAISEI・NAOKI（SA)、田中和・田浦健（勝手にしやがれ）、地球三兄弟、ちわきまゆみ、トータス松本(ウルフルズ）、中田裕二、畠山健嗣（H Mountains)、ピエール中野（凛として時雨）、フラワーカンパニーズ、PES（RIP SLYME)、MAGUMI・杉本恭一・tatsu（LA-PPISCH)、真心ブラザーズ、真城めぐみ、Mr.PAN・Mr.LAWDY・Mr.GULLY (THE NEATBEATS)、YOKOLOCO BAND
【12月24日のドレスコーズ】
12月24日（土） 恵比寿 The Garden Hall
【rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 16/17】
12月29日（木） 幕張メッセ国際展示場1～11ホール、イベントホール
◎the dresscodes TOUR2017（タイトル未定）
［2017年］
3月17日（金） 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
3月18日（土） 宮城SENDAI CLUB JUNK BOX
3月20日（月・祝） 北海道 札幌PENNY LANE24
3月25日（土） 広島Cave Be
3月26日（日） 福岡BEAT STATION
4月1日（土） 愛知 名古屋CLUB QUATTRO
4月2日（日） 大阪BIG CAT
4月9日（日） 東京 新木場studio COAST
ラリー遠田
ラリー遠田
ジェーン・スー
北原みのり
