ビースティ・ボーイズのアドロック、亡きメンバーMCAの名にちなんだ公園でのヘイト行為に地域住民と抗議 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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ビースティ・ボーイズのアドロック、亡きメンバーMCAの名にちなんだ公園でのヘイト行為に地域住民と抗議

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ビースティ・ボーイズのアドロック、亡きメンバーMCAの名にちなんだ公園でのヘイト行為に地域住民と抗議

ビースティ・ボーイズのアドロック、亡きメンバーMCAの名にちなんだ公園でのヘイト行為に地域住民と抗議

 米NYブルックリン・ハイツにある、アダム・ヤウク・パークで起きたヘイト事件に抗議する市民集会が開かれ、ビースティ・ボーイズのアドロックが500人以上集まった地域住民らと共に参加した。


 47歳の若さで死去したビースティ・ボーイズのメンバー、MCAことアダム・ヤウクを偲び命名された“アダム・ヤウク・パーク”では、先週複数のかぎ十字と“Go Trump”の文字が落書きされる事件があった。


 当初この集会はヘイト行動に対し地域として反対を表明する目的で始まったが、ビースティ・ボーイズらのエネルギーによって活気づけられ、最終的には本格的な反ヘイト集会へと発展した。何百人もの住民が“Love Trumps Hate (愛は憎悪に勝つ)”やビースティー・ボーイズの曲名にかけた“No Sleep ’Til No Hate in Brooklyn (ブルックリンからヘイトがなくなるまで眠れない)”、“No One Is Alone (誰も一人にさせない)”、そして“Where’s Your Anti-Nazi Tweet, Trump? (反ナチのツイートはしないのか、トランプ?)”などと書かれたサインを掲げて参加した。「彼の名のもとにヘイトが行われているのに彼が沈黙するなら、それは彼のヘイトになる」と参加者の一人は叫んだ。


 やがてビースティ・ボーイズのアドロックが拡声器を通して、当日最も感動的だったスピーチを行った。「今日俺たちがここに集まったのは、全員が同じことを考えているからだと思う。子供の公園にスプレーでかぎ十字を落書きするなんてひどすぎる。これはムスリムの人々に対するヘイト・クライムが9/11以降で最も増えていることを示している。有色人種の人々を攻撃してもOKなんだというメッセージを子供たちに伝えている大統領を俺らは選出してしまったんだ。これは現実だ。俺らはヘイトに立ち向かわなけれがならない。お金に余裕があるなら“Black Lives Matter”に募金して。抗議活動ができるなら抗議して。ボランティア活動ができるなら奉仕して」と彼は呼びかけた。


 更に、「ミュージシャンならアンセムを書いて。自分が得意なことを使って、自分が一番関心を持っている大義に貢献して。そして頼むから油断しないで。お互いの味方になって。俺はドナルド・トランプが掲げるアメリカのミッションを認めない。ブルックリン、ブロンクス、クイーンズ、スタッテン、バッテリー・パークからマンハッタンまで。黒人も、白人も、ニューヨーク、実現させようぜ!」と語りかけ、スピーチを締めくくった。


 そして参加者全員で「勝利を我等に(We Shall Overcome)」を歌い、州議会議員、連邦議会議員、市議会議員、宗教指導者らのスピーチの後、集会の最後には“Not in our country! Not in our name! (我々の国では許さない!我々の名のもとでは許さない!)のコールが沸き起こった。再び全員でウディ・ガスリーが作詞した「わが祖国/This Land Is Your Land」を歌って集会は終了した。


 なお、この集会には、シンガーソングライターのトーレスや映画『ヤング・アダルト・ニューヨーク』でアドロックと共演した、俳優のベン・スティラーも娘と一緒に参加している。


◎ビースティ・ボーイズによる投稿
https://twitter.com/beastieboys/status/800009794778038272

◎トーレスによる投稿
https://twitter.com/torreslovesyou/status/800394737110970371


◎ベン・スティラーによる投稿
https://twitter.com/RedHourBen/status/800398784006094848


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