【ビルボード】村治佳織のニューアルバム『ラプソディー・ジャパン』が2週連続 第1位
【ビルボード】村治佳織のニューアルバム『ラプソディー・ジャパン』が2週連続 第1位

 今週のBillboard JAPAN Top Classical Albumsは、村治佳織のニューアルバム『ラプソディー・ジャパン』が、2週連続での第1位を獲得した。5年ぶりの新録音で、村治奏一とのアンサンブルも聴くことが出来る。10月26日にはタワレコ渋谷店でリリース記念ライブが行われ、10月末以降ラジオ・テレビへの出演が連続している影響と見られる。

 第2位はクラリネットのポール・メイエが中心となって結成された管楽アンサンブルレ・ヴァン・フランセ『ベートーヴェン:管楽器とピアノのための作品集』が初チャートイン。10月21日から来日ツアーを行い、10月29日に9公演の千秋楽を迎えたばかりだ。

 第3位はピアニスト辻井伸行が2014年にリリースした『THE BEST』が返り咲き、これで62回目のチャートインとなった。辻井のアルバムは今週3枚同時のチャートインとなっており、9位に辻井伸行&オルフェウス室内管弦楽団クレジットで『皇帝&戴冠式』が、13位にも『ラ・カンパネラ~ヴィルトゥオーゾ・リスト!』のタイトルが見える。10月末から11月8日までオール・モーツァルトプログラムでツアーを行っており、衰えぬ人気ぶりが伺えるチャートの様相となった。text:yokano

◎【Top Classical Albums Sales】トップ10
1位『ラプソディー・ジャパン』村治佳織
2位『ベートーヴェン:管楽器とピアノのための作品集』レ・ヴァン・フランセ
3位『THE BEST』辻井伸行
4位『MUSE~12 Precious Harmony~』高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト
5位『ニコニココレクション』陸上自衛隊中央音楽隊
6位『0歳からの育脳クラシック』
7位『この世でいちばん優しい歌』小林沙羅
8位『愛のあいさつ&夢のあとに~ヴァイオリン・アンコール』神尾真由子
9位『皇帝&戴冠式』辻井伸行&オルフェウス室内管弦楽団
10位『バッハ:フランス組曲』マレイ・ペライア