【Chart insight of insight】星野源が粘りに粘って首位獲得! 関ジャニ∞に勝てた理由は? 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【Chart insight of insight】星野源が粘りに粘って首位獲得! 関ジャニ∞に勝てた理由は?

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【Chart insight of insight】星野源が粘りに粘って首位獲得! 関ジャニ∞に勝てた理由は?

【Chart insight of insight】星野源が粘りに粘って首位獲得! 関ジャニ∞に勝てた理由は?

 先週は1位確実と言われていた星野源の「恋」だが、ハイスタの予期せぬ新作によって残念ながら阻まれてしまった。今週もジャニーズのリリース週ということで、危ぶまれていたのだが、盛り返して首位を獲得した(【表1】)。


 実は、セールスに関してだけいえば、星野源は先週も今週も2位。純粋な売り上げのチャートであれば、首位を逃していたはずだ。実際、セールスのポイントを基準にしているオリコンチャートでは今週も2位である。しかし、この曲はそれ以外の用意周到な戦略を張り巡らせており、複数の要素を盛り込むビルボードのHot100では勝利を勝ち取ることができた。


 具体的なポイントを挙げると、ひとつはラジオのオンエア回数だろう(緑のグラフ)。もともとラジオ・フレンドリーな楽曲ということもあり、発売前の9/26付で2位を記録してから、5週連続3位以内をキープ。発売週だった先週はしっかりと1位となっている。また、ミュージック・ビデオの再生数もポイントが高い(赤のグラフ)。ダンスが印象深いキュートな映像も、公開された10/3付から5位以内をキープ。他にもツイッターのポイントなども加算し、抜かりなくプロモーションを盛り上げた結果といえる。


 一方、今回2位に甘んじた関ジャニ∞の「パノラマ」(【表2】)。売り上げでは首位を記録したものの、ラジオのオンエア回数やツイッターのつぶやき数もいまひとつ伸びず。当然、ミュージック・ビデオもないので動画再生数を稼げなかったのも敗因だ。ときとして、このストイックなジャニーズ方式は効果的だが、圧倒的なセールスを見込めない限りは、足かせとなることが証明されてしまったのが、今週のチャートなのである。text by 栗本斉


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