ジャスティン・ビーバーのOAにも抜擢された、若手No.1DJマーティン・ギャリックス最新インタビュー
ジャスティン・ビーバーのOAにも抜擢された、若手No.1DJマーティン・ギャリックス最新インタビュー

 2016年3月に米フロリダ・マイアミで開催された【Ultra Music Festival】にて史上最年少でヘッドライナーを務めた、現在20歳のオランダ人DJ/プロデューサー、マーティン・ギャリックス。

 その【Ultra Music Festival】にて初披露され、晴れて7月にリリースされたベベ・レクサとの「In The Name Of Love」は、ヨーロッパを中心にデジタル&ストリーミングでロング・ヒットを記録中。最新のBillboard JAPAN洋楽チャート“Hot Overseas”では、15位に初登場し、ここ日本でも人気が急上昇している。

 そんなマーティンが、同曲や2017年のオーストラリア・ツアーでオープニング・アクトを務める親友ジャスティン・ビーバーとの新曲について話してくれた。

◎ベベ・レクサとは、どのような経緯で一緒に仕事をすることになったのですか?
自然な感じだったよ。べべの歌声が大好きで、彼女は素晴らしいソングライターでもある。ある時LAのスタジオで会う機会があって、そのチャンスにかけ、お互いの創造力を分かち合ったんだ。一緒に仕事ができて幸運だと思ってるし、完成した作品にもすごく誇りを持っている。

◎「In the Name of Love」のサウンドは、“フューチャー・ベース”にインスパイアされているようですが、制作にあたりどのようなアプローチをとりましたか?
僕は常に自分のサウンドを進化させようとしている―革新、向上、変化させながらもマーティン・ギャリックスらしくある。すべてはひらめきから始まり、それが曲になるまで手を加えていく。新曲のインスピレーションは様々なところから降りてくる―この曲は今までのサウンドとは少し違うものにしたかったんだ。

◎YouTubeとE3とともに発表したゲーム「Oops」(http://oops.pizza)は、どのように形になったのですか?
ゲームは昔から大好きだったから、その界隈の人々とコラボする機会をずっと探していた。去年、ジェフ・キーリーと繋がることができて、テクノロジー、電子機器やゲームに対する情熱を通じて彼と意気投合したんだ。その時に計画を立て始め、E3の名前があがった。やりたいこと―YouTube Live at E3のテーマ曲のために曲を作って、リリースすること―が定まったら、あとは早かった。このプロジェクトはまだ始まったばかりで、これかさらに色々やるつもりだよ!

◎最近よく聴いているのは?
今、フルームの新作にハマってる。いい曲がたくさん収録されてるんだ。トロイボーイは大好き―彼のサウンドは新鮮。もし僕が何を聴いているか気になったら、Spotify上の「The Martin Garrix Show」っていうプレイリストをフォローしてみて。好きなトラックを毎週更新してるから。

◎今取り掛かっている新曲は?それとジャスティン・ビーバーとのコラボの進捗は?
アルバムを完成させてるところだから、これから新曲がたくさんリリースされるよ!あとは、自分のレーベル<STMPD RCRDS>のアーティストたちとスタジオ入りして、いろいろ実験したり、新しいことに取り組みながら、楽しんでるよ。

残念ながら、ジャスティンとのコラボに進展はないんだ…すごく仲は良くて、ハングアウトするのは楽しいけど。むしろハングアウトするのが楽しすぎて、今のところあまりスタジオで過ごせてないって感じかな。

Story by Billboard Staff / Photo by Getty Images Entertainment / 2016年9月30日 Billboard.com 掲載