遅咲きソウルシンガー、チャールズ・ブラッドリーが胃がんのためツアー延期
遅咲きソウルシンガー、チャールズ・ブラッドリーが胃がんのためツアー延期

 67歳のソウルシンガー、チャールズ・ブラッドリーが胃がんと診断され、秋のツアー日程の残りをキャンセルしたことが明らかになった。公式サイトへ10月4日に掲載されたステートメントによると、ここ最近の公演中止は同診断を受けた病気によるものだったと明かしている。

 チャールズ・ブラッドリーは、1967年にジェームス・ブラウンの物まね歌手として活動を開始。62歳の時、2011年にデビューアルバム『No Time for Dreaming』をリリースしてから世間に知られるようになった。「ここ数か月、私は病のためいくつものショーをキャンセルしなくてはならず、素晴らしいファンたちに会えないでいる」と綴っている。

 また、「この間、胃に悪性腫瘍があるのを医者が発見したんだ。最高の医療をうけているから、我々みんなとても楽観的に見ている。これまでの人生で数々の障害に立ち向かってきたのと同じように闘うさ」と、意欲を見せているブラッドリー。「治療に専念できるよう、今後のツアー日程は延期する。みんなの理解に感謝します。私は音楽で世界と愛を分かち合い、ファンが返してくれる愛は私の大きな喜びとなっている。音楽を通じて愛を分かち続けられるよう、早くみんなの素敵な顔を見たいと願っています」と心境を明かしている。

 ブラッドリーは自身のバンド、エクストラオーディナリーズを引き連れ2016年の大半を最新アルバム『Changes』のプロモーション・ツアーに費やしてきた。公式サイトには、来年1月にかけ北米およびヨーロッパでの36公演以上が掲載されている。