カニエ・ウェスト、妻の強盗被害を受けツアー日程を変更
カニエ・ウェスト、妻の強盗被害を受けツアー日程を変更

 カニエ・ウェストは10月2日夜に妻のキム・カーダシアンがパリのホテルルームで強盗にあったことを受け、現在行っている【ザ・セイント・パブロ・ツアー】の日程の一部を変更した。ウェストは同日、フェスのステージに立っていたが、家族の緊急事態を知り曲の途中でショーを切り上げた。

 ウェストは今週予定していた4日のフィラデルフィア、ウェルズ・ファーゴ公演と6日のデトロイト、オーバーンヒルズのザ・パレス公演を、それぞれ12月13日と22日に振り替えている。イベントプロモーターのライブ・ネイションは、元のチケットがそれぞれ振替公演日に有効であると発表。延期の理由は“家族に関わる事”としている。

 キム・カーダシアンはパリ第8区にある高級ホテル“Hotel de Pourtales”の部屋で、銃で脅され身動きを取れなくされたとのこと。警察官に変装した5人の男とされる強盗は、指輪など推定900万ドル(約9億2,500万円)相当の宝石のほか、携帯電話2台とクレジットカードの入った財布を奪って逃走したという。

 同2日夜、ニューヨーク市クイーンズでの【Meadows Festival】に出演していたウェストは、パフォーマンス最中にこの事態を知り、「申し訳ない、家族の緊急事態なんだ、ショーを止めなければならない」と言いステージを途中で降りた。

 【ザ・セイント・パブロ・ツアー】は10月7日、シカゴのユナイテッド・センターで予定されている公演から再開される。