カニエ・ウェスト、妻の緊急事態を知り曲の途中でステージを切り上げる
カニエ・ウェスト、妻の緊急事態を知り曲の途中でステージを切り上げる

 キム・カーダシアンが10月2日夜、パリのホテルの部屋で銃を突きつけられたことが明らかになった。彼女のスポークスパーソンが米ビルボードに認めている。

 同スポークスパーソンは、「キム・カーダシアン・ウェストが本日夜、滞在するパリのホテルルームにて、警察官の服を着てマスクをかぶり武装した2人の男に銃で脅されました。彼女は激しく揺さぶられたものの、身体的には無傷です」と話している。

 カーダシアンは母クリス・ジェンナーと妹のケンダル・ジェンナー、カイリー・ジェンナーとともにパリ・コレクション(Paris Fashion Week)に出席しており、ショーへ出かける際に撮った写真をいくつかソーシャル・メディアに掲載している。同日の早い時間に投稿されたものもあり、ボディガードの姿が写った写真には「この人はいつも私の写真にいるのよ!」と綴られている。

 なお、この事態を知った夫のカニエ・ウェストは、出演していた【Meadows Festival】(ニューヨーク市クイーンズ区で開催)でのステージを突如切り上げた。午後10時までステージを行う予定だったものの、9時40分に「ハートレス」を歌っている途中で演奏を止め、「申し訳ない、家族の緊急事態なんだ、ショーを止めなければならない」と告げてステージを終了させたのだ。

 同フェスティバルのプロモーターであるFounders Entertainmentは本件について、「家族の緊急事態のため、カニエ・ウェストは彼のステージ終了間際にパフォーマンスを中止せざるを得なくなりました。第一回 Meadows Festivalを締めくくる素晴らしいショーだったと感謝しています。我々の想いはウェストとそのご家族とともにあります」とのステートメントを発表している。

 キム・カーダシアンが巻き込まれた事件に関し、現時点でこれ以上の事は明らかになっていない。カニエ・ウェストが曲の途中でステージを中止する様子をあるファンがとらえており、ツイッターに投稿された同映像を見ると、会場からはブーイングが巻き起こっていたのが確認できる。