radiko「タイムフリー機能」が10/11スタート 宇多田ヒカルの特別番組も放送
radiko「タイムフリー機能」が10/11スタート 宇多田ヒカルの特別番組も放送

 2016年10月11日より、ラジオ聴取サービス=radiko(radiko.jp)で、一週間まで過去の放送を遡って聴くことができる「タイムフリー聴取機能」の実証試験がスタートする。

 これは株式会社radikoと一般社団法人日本民間放送連盟ラジオ委員会(以下、民放連ラジオ委員会)が主導となり、リスナー拡大によるラジオ業界の発展を目指して行われる取り組みの一環。聴き逃した番組が聴けるだけでなく、放送後SNS等で話題になった番組もチェックできるなど、リスナー層の拡大が期待される。前2団体は「シェアラジオ」の普及も目標に掲げており、友人や知人間で面白かった番組を共有する、新たなラジオ文化の推進を目指す。

 また、民放連ラジオ委員会は「シェアラジオ」の普及推進活動として、10月11日(火)~10月17日(月)の期間、シェアラジオ特別番組『サントリー天然水presents 宇多田ヒカルのファントーム・アワー』を全国のラジオ局で放送。番組を通して「シェアラジオ」体験を促す。

 宇多田ヒカルは約2年半前の最後のラジオ出演の際、「今後、ラジオが例えば、番組が放送されたあと一定期間ストリーミングでネットで聴けるとか(中略)そうゆうようなポジティブな変化が今後どんどん進んでいくといいなと思っています。ラジオと現代の生活スタイルとか、他のメディアをこう全部繋げるような変化があるといいな。」とコメント。特別番組はそのアンサーとしての狙いもあるという。

◎「タイムフリー聴取機能」詳細
・「タイムフリー聴取機能」は(株)radikoが開発した新機能で、ラジオ番組放送後、過去1週間に限りいつでも番組を聴取できる。機能は無料・非登録制。
・番組毎の聴取可能時間は3時間。任意の番組を再生した段階(再生ボタンを押した瞬間)から、3時間が経過するまでの間、聴取可能となる。例えば、12時に再生ボタンを押した場合、同番組を15時まで聴くことが可能となる。今回の実証実験は日本初の試みとなるため、上記の範囲内にて各方面の権利者に理解と協力を得ている。詳細はラジコのHPに掲載。
・「タイムフリー聴取機能」では、特定のタレント出演番組やスポーツ中継など権利上の問題で、一部聴取できない番組あり。また、各放送局の編成判断によって当該番組の配信を停止する場合も。

◎「シェアラジオ」について
「シェアラジオ」は、新規のラジオリスナー拡大のため、民放連ラジオ委員会が提唱している新たなラジオ聴取文化。「タイムフリー聴取機能」を活用して、リスナーは気に入った番組を友人・知人にSNSを通じて拡散/共有することができる。

◎シェアラジオ特別番組 『サントリー天然水presents宇多田ヒカルのファントーム・アワー』
2016年10月11日(火)正午から10月17日(月)まで放送
※各放送局の放送日・時間は、本番組HPであるシェアラジオ特設サイトに掲載
放送局:民放連加盟ラジオ101局
制作:民放連ラジオ委員会
出演者:宇多田ヒカル
番組時間:約1時間
番組HP:http://shareradio.jp(シェアラジオ特設サイト )
※ラジコに参加していない放送局では、番組名や内容の一部を変更して放送。