【HOT BUZZ】RADWIMPSが1位から4位を独占、Flower「やさしさで溢れるように」も新作と共に再浮上
【HOT BUZZ】RADWIMPSが1位から4位を独占、Flower「やさしさで溢れるように」も新作と共に再浮上

 今週、「HOT Albums」、「Hot Animation」、「Radio Songs」、「Top Albums Sales」で四冠を果たしたRADWIMPSが、“ホット・バズ・ソング”では、1位から4位を独占するという驚異の強さを見せつけた。

 “ホット・バズ・ソング”とは、Billboard JAPAN HOT 100を構成する複数のデータのうちダウンロード、Twitter、動画再生回数(YouTube、GYAO!)のみを集計したランキング。

 今回、1位~4位はRADWIMPSのアルバム『君の名は。』より、「前前前世」、「スパークル」、「なんでもないや」、「夢灯籠」がチャートインしており、いずれもダウンロードとTwitterで高ポイントを獲得した結果だ。特に、「前前前世」はTwitter、ダウンロード、動画再生回数が全て1位で2位と圧倒的なポイント差を付けている。ちなみに、ここまで複数の楽曲がチャートを賑わせるのは2013年に5年ぶりに活動再開を発表したサザンオールスターズや、2014年に社会現象を巻き起こした「アナと雪の女王」以来のこと。映画『君の名は。』も、公開から10日で累計興行収入が38億円を突破というヒットを叩き出しており、RADWIMPS旋風は、まだまだ続きそうだ。

 また4位はJY「好きな人がいること」が獲得。本作は動画再生回数とダウンロード数が、前週に続いて引き続き好調なことから、リリース以来ロングヒットを継続している。また、Flowerは10位圏内に「他の誰かより悲しい恋をしただけ」、「やさしさで溢れるように」と新旧2作がチャートイン。ただ、聴き方には違いがあり、「他の誰かより悲しい恋をしただけ」はリリース間近ということもあり、ダウンロードとtwitterが好調。「やさしさで溢れるように」は、その人気に引っ張られるように動画再生回数とTwitterで高ポイントを獲得している。新作がヒットすると、関連動画の閲覧により動画再生が伸び、ダウンロード数増へと繋がる傾向があるが、Flower「やさしさで溢れるように」も同じように再浮上してくるのか来週以降に注目だ。

◎Billboard JAPAN HOT BUZZ(2016年9月12日付)
1位「前前前世」RADWIMPS
2位「スパークル」RADWIMPS
3位「なんでもないや」RADWIMPS
4位「夢灯籠」RADWIMPS
5位「好きな人がいること」JY
6位「LOVE TRIP」AKB48
7位「他の誰かより悲しい恋をしただけ」Flower
8位「世界に一つだけの花」SMAP
9位「Hero」安室奈美恵
10位「やさしさで溢れるように」Flower