宙に浮くようなザ・ウィークエンドのファルセットとメロウ・トラックに浸る…新進気鋭プロデューサー=カシミア・キャット「ワイルド・ラブ」(Song Review) 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

宙に浮くようなザ・ウィークエンドのファルセットとメロウ・トラックに浸る…新進気鋭プロデューサー=カシミア・キャット「ワイルド・ラブ」(Song Review)

このエントリーをはてなブックマークに追加
Billboard JAPAN
宙に浮くようなザ・ウィークエンドのファルセットとメロウ・トラックに浸る…新進気鋭プロデューサー=カシミア・キャット「ワイルド・ラブ」(Song Review)

宙に浮くようなザ・ウィークエンドのファルセットとメロウ・トラックに浸る…新進気鋭プロデューサー=カシミア・キャット「ワイルド・ラブ」(Song Review)

 8月21日~22日に開催された、【SUMMER SONIC 2016】に出演し、マウンテンステージを沸かせた、ノルウェー出身のDJ/プロデューサー、カシミア・キャットが、2016年初のシングル「ワイルド・ラブ」を、2016年8月26日にリリースした。


 昨年、「キャント・フィール・マイ・フェイス」、「ザ・ヒルズ」の2曲が、連続で米ビルボード・ソング・チャートNo.1を獲得する快挙を成し遂げた、人気R&Bシンガー、ザ・ウィークエンドと、カニエ・ウェストとコラボしたシングル「フレンズ」が話題となった、フランシス・アンド・ザ・ライツをゲストに迎えている。


 メロウ・トークボックスが効果的にフィーチャーされていて、80年代後期にブレイクした、ロジャーやテディ・ライリーを思わせる、最新のエレクトロR&Bソングに仕上がっている。そこに上手く絡み合った、ウィークエンドのヴォーカル・ワークが見事。宙に浮くようなファルセットと、カシミアの作り出すメロウ・トラックに、ずっと浸っていたくなる。


 カシミア・キャットは、2012年にEP盤『Mirror Maru』でデビューし、その後2枚のEP盤と4曲のソロ・シングルをリリースしているが、本職としてのプロデュース業は2007年からスタートさせていて、来年で活動10周年を迎える。これまでには、チャーリーXCXやG・イージー、キッド・インクやシーアなど、人気アーティストの楽曲を手掛けていて、アリアナ・グランデの大ヒットアルバム『マイ・エヴリシング』(2014年)収録の「ビー・マイ・ベイビー」にフィーチャーされたことで、一気に知名度を高めた。


 昨年リリースした、アリアナ・グランデとのコラボ・ソング「アドーア」では、初のチャートインも果たし、今年2016年は、この「ワイルド・ラブ」と同日(8月26日)にリリースされた、ブリトニー・スピアーズ9枚目のアルバム、『グローリー』に収録されている「ジャスト・ラヴ・ミー」をプロデュースしている。


 カシミア・キャットは、同名アルバム『ワイルド・ラブ』を、今年中にリリースする予定。吹雪の中を歩く男性の姿が写されたジャケット写真が公開されたばかりだ。EP盤ではなく、フルアルバムとしては、初のリリースということになる。


Text:本家一成


トップにもどる billboard記事一覧


おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい