【米ビルボード・ソング・チャート】ザ・チェインスモーカーズ&ホールジーが自身初のNo.1獲得
【米ビルボード・ソング・チャート】ザ・チェインスモーカーズ&ホールジーが自身初のNo.1獲得

 7月29日に発売された、ザ・チェインスモーカーズの新曲「クローサー」が、自身初のNo.1獲得を果たした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 先週の6位から一気にジャンプアップし、シーアの「チープ・スリルズ」から首位の座を勝ち取った、ザ・チェインスモーカーズの「クローサー」。ニュージャージー州出身の女性シンガー、ホールジーをゲストに迎えたミディアム調のエレクトロ・ポップで、8千万回に到達するリリック・ビデオ、ラジオエアプレイ、デジタル・セールス共に好調。ミュージック・ビデオが公開されれば、さらにポイントを伸ばすだろう。ダンス・チャートでも首位をマークし、オーストラリアでもNo.1を獲得した。UK(英国チャート)では4位、カナダでも同4位、スウェーデンでは8位まで上昇中。

 来日公演で日本のファンを沸かせた、ジャスティン・ビーバー、【SUMMER SONIC 2016】に出演したムーをゲストに迎えた、メジャー・レイザーの新曲「コールド・ウォーター」は3位にダウンしたが、ポイントは好調。こちらも、公開されるかは未定だが、ビデオのリリースがあれば首位獲得もまだ期待できる。また、4位に上昇中のトゥエンティ・ワン・パイロッツの新曲「ヒーゼンズ」も、この曲が収録された映画『スーサイド・スクワッド』のサントラ盤が、2週目の首位を獲得し絶好調で、次週はTOP3入りする可能性も高い。

 「ワーク」(今週38位)に続いて再タッグを組んだ、ドレイクとリアーナの新曲「トゥ・グッド」が、先週の17位から14位へ順調に上昇中。そして、ドレイクをフィーチャリング・ゲストとして招いた、DJキャレドの新曲「フォー・フリー」が続いて15位にランクインしている。ドレイクは、5月から10週間の首位をマークした「ワン・ダンス」も、未だ7位にランクインしていて、22位の「コントローラ」など含め、TOP100位内に9曲をランクインさせている。アルバム『ヴュース』も、アルバム・チャートで2位に停滞中だ。

 首位を獲得した、ザ・チェインスモーカーズの前曲「ドント・レット・ミー・ダウン」でフックを務めた女性シンガー、デイアの新曲「シット・スティル、ルック・プリティー」が、この曲のヒットを受けて先週の56位から36位へ急上昇した。デイアは、今年初頭にデビュー・シングル「ハイド・アウェイ」がスマッシュ・ヒット(最高位23位)を記録し、2016年期待のブレイク・シンガーとしても取り上げらている。この曲で、自身2曲目のTOP10入りなるか、注目が集まる。

Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、24日22時以降となります。

◎【Hot100】トップ10
1位「クローサー」ザ・チェインスモーカーズ feat.ホールジー
2位「チープ・スリルズ」シーア feat.ショーン・ポール
3位「コールド・ウォーター」メジャー・レイザーfeat.ジャスティン・ビーバー&ムー
4位「ヒーゼンズ」トゥエンティ・ワン・パイロッツ
5位「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー feat.リアーナ」カルヴィン・ハリス
6位「ライド」トウェンティ・ワン・パイロッツ
7位「ワン・ダンス」ドレイク
8位「ドント・レット・ミー・ダウン」ザ・チェインスモーカーズ
9位「キャント・ストップ・ザ・フィーリング」ジャスティン・ティンバーレイク
10位「センド・マイ・ラヴ(トゥ・ユア・ニュー・ラヴァー)」アデル