SUM 41、ポップ・カルチャー揶揄したMVのメイキング映像公開
SUM 41、ポップ・カルチャー揶揄したMVのメイキング映像公開

 6月29日に公開されたSUM 41のミュージックビデオ「Fake My Own Death」は、これまでに260万回以上再生される人気ぶりだが、米ビルボードはこの度、同ビデオのメイキング映像を入手し独占初公開した。

 同メイキング映像では、「Fake My Own Death」に隠された意味や、ロサンゼルスの都心部でどうやって撮影したのかを知ることができる。

 リードシンガーのデリック・ウィブリーは、「この曲は過去を捨てて前へ進むことを歌ったものだ。昔俺たちが「ヘル・ソング」や「スティル・ウェイティング」のビデオでポップ・カルチャーを揶揄しているのと同じ調子さ。基本的に言っていることは、ポップ・カルチャーっていうクソみたいななかで、俺たちはやりたいことをやっているただのロックバンドってことだ」と語っている。

 「Fake My Own Death」のミュージックビデオは、インターネットの流行りや文化そのものにパンチを食らわすものになっており、歌詞にも「なぜって俺は感じたいから/ホンモノを」、「自由になるために出て行くんだ(俺は死んだふりがしたいだけ)」のような部分がある。映像自体にも、キム・カーダシアンとウェスト夫妻をはじめ、マイリー・サイラス、カニエ・ウェスト、ドナルド・トランプ、ジェームズ・フランコ、ビル・コスビー、バーニー・サンダース、それに『セサミストリート』でお馴染みのカエルのキャラクター、カーミットにいたるまで、ネット上で話題の様々なGIFやイメージが登場する。

 「Fake My Own Death」は、SUM 41が10月7日にリリース予定の新しいアルバム『13 Voices』からの曲だ。


◎Sum 41 - Fake My Own Death (Behind the Scenes)
https://www.youtube.com/watch?v=FdyayioCdes

◎Sum 41 - Fake My Own Death (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=waixG1Dhr3w