マイ・ケミカル・ロマンス、謎の映像に期待させるも「再結成はナシ」
マイ・ケミカル・ロマンス、謎の映像に期待させるも「再結成はナシ」

 2013年に突如活動を止めた米ロックバンドのマイ・ケミカル・ロマンスが7月20日、オフィシャル・ウェブサイトやソーシャル・メディアを更新し何かをほのめかすティーザー映像をあげ、再結成への期待が高まっていたものの、どうやら期待外れだったようだ。翌21日、同バンドは再結集はないことを正式に認めた。

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 35秒間の同映像では最後に“9/23/16”という日付が表示される。2006年にリリースした彼らの大ヒット作となる3rdアルバム『ザ・ブラック・パレード』からほぼ10周年のタイミングだったため、バンドに何らかの動きがあることが期待されていた。しかし、ふたを開けてみると、同アルバムの10周年記念の再発に関するものだったのだ。

 問題となった同映像についてバンドはオフィシャル・ツイッターにて、「我々はこのティーザー映像への反応にとても驚き、感動しています」とし、ツアーや再結成の予定は今のところないと断言している。

 マイ・ケミカル・ロマンスは2013年3月に突如解散を発表したため、その前年、2012年5月の【The Bamboozle Festival】でのショーが最後の演奏となった。最後のスタジオアルバムは2010年の『デンジャー・デイズ(Danger Days: The True Lives Of The Fabulous Killjoys)』だ。フロントマンのジェラルド・ウェイは2014年にソロアルバムをリリースしており、先月にはギタリストのフランク・アイエロが【Shadow of the City Festival】に出演していた。