藤倉大が編集、ミックス、マスタリング全てを手がけたNEW AL『世界にあてた私の手紙』がリリース
藤倉大が編集、ミックス、マスタリング全てを手がけたNEW AL『世界にあてた私の手紙』がリリース

 藤倉大のアルバム『世界にあてた私の手紙』が、本日6月22日にリリースされた。

 本作は、マーティン・ブラビンズ指揮による名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会のライブ録音。編集やミックス、マスタリングは全て藤倉自身が手掛けており、藤倉の頭の中で鳴り響く理想的な管弦楽の響きが音源化されている。

 一曲目に収録されているのは「フルート協奏曲」。フルート奏者やキュレーター、芸術起業家といった様々なフィールドで活躍し、これまでに500以上の現代音楽の演奏会をプロデュース、さらに過去10年間で100以上のソロ・フルートの新曲を世界初演するなど、数多くの作曲家からの信頼が厚いクレア・チェイスがソリストを務めている。

 続いて、タイトル曲でもある「世界にあてた私の手紙~バリトンとオーケストラのための」は、フランクフルト歌劇場、ミラノ・スカラ座などで活躍するバリトンのサイモン・ベイリーがソロを務めている。その他、インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブルのメンバーによる「木管楽器・打楽器による5人のソリストとオーケストラのための《MINA》」と、「バニツァ・グルーヴ!」の計4曲が収録されている。

◎リリース情報『世界にあてた私の手紙』
2016/6/22 RELEASE
SICX-10002 3,240円(tax in)
指揮:マーティン・ブラビンズ、管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団
収録:
1.「フルート協奏曲」フルート:クレア・チェイス
2.歌曲集「世界にあてた私の手紙」バリトン:サイモン・ベイリー
3. 「木管楽器・打楽器による5人のソリストとオーケストラのための《MINA》」