V6「Beautiful World」、藤原さくらの猛追を退け総合首位獲得
V6「Beautiful World」、藤原さくらの猛追を退け総合首位獲得

 メンバーの井ノ原快彦が出演するテレ朝系列『警視庁捜査一課9係』主題歌、V6「Beautiful World」が、シングル・セールス10.7万枚のポイントを守りきり、ダウンロードやストリーミング1位の藤原さくら「Soup」の猛追を退け、総合JAPAN Hot100首位を獲得した。秦 基博による当曲は、前作よりもラジオ、ルックアップ、Twitterともに前作を上回り、コアファン以外にも広く訴求したことがうかがえる結果となった。

 藤原さくらはフィジカル・セールスでも3.3万枚で4位と好成績、これがストリーミングからダウンロードに波及して両指標とも1位、動画再生も前週より64%増の85万回超をマークして7位と、フジ月9ドラマの最終回に合わせて順位を上げている。次週もこの勢いは維持される見込みで、今後ルックアップの10位から順位を上げていければ、昨年の家入レオやchayのようなロングヒットも期待できる展開だ。

 また同様に好調を維持しているのがFlower「やさしさで溢れるように」だ。こちらは動画再生が208万回超と、前週の151万回超よりも38%再生数を伸ばして引き続き1位、ダウンロード2位、Twitter3位と、ラジオ、シングル・セールスとルックアップは落ち着いた印象だが、それ以外でのデータではまだまだ強い。動画からダウンロードへのポイントの波及が次週以降も続くか注目される。

 依然としてコアファンによるTweetが続くSMAP「世界に一つだけの花」が、前週18位から6位に返り咲く、今年何度目かの快挙を成し遂げた。しかも、シングル・セールスが前週圏外から12位に伸びており、Twitterでの露出効果がシングル・セールスをも押し上げた形だ。先週発表した本年度上半期JAPAN Hot100でもTwitterでは1位となっており、上半期を過ぎてなお、その勢いは衰えていない。

◎【JAPAN Hot100】トップ20
1位「Beautiful World」V6
2位「Soup」藤原さくら
3位「NEW」AAA
4位「やさしさで溢れるように」Flower
5位「翼はいらない」AKB48
6位「世界に一つだけの花」SMAP
7位「Strawberry Trapper」Guilty Kiss
8位「Mint」安室奈美恵
9位「僕の名前を」back number
10位「好きよ 好きよ 好きよ」藤原さくら
11位「大好き」大原櫻子
12位「I seek」嵐
13位「マディウォーター」斉藤和義
14位「友よ~この先もずっと…」ケツメイシ
15位「大河の一滴」桑田佳祐
16位「あなたの好きなところ」西野カナ
17位「魔法って言っていいかな?」平井堅
18位「FANTASTIC BABY」BIGBANG
19位「キャント・ストップ・ザ・フィーリング!」ジャスティン・ティンバーレイク
20位「トライ・エヴリシング」Dream Ami