松田優作の娘×早熟の奇才によるエレクトロユニット・Young Juvenile Youthが新曲2曲配信開始
松田優作の娘×早熟の奇才によるエレクトロユニット・Young Juvenile Youthが新曲2曲配信開始

 シンガー・ゆう姫と電子音楽家・JEMAPURによるエレクトロニック・ミュージック・ユニットのYoung Juvenile Youth(以下:YJY)が、2016年5月27日、配信限定の第一弾作品として新曲「Hive」(https://youtu.be/IMSErM_gNvo)と「In Blue」(https://youtu.be/W2PEzQLCLyo)を先行でリリースした。

 YJYは2012年より活動をスタート。ゆう姫によるマットとグロスが絶妙に入り混じる天性のヴォイスと、硬派なスタンスで攻撃的かつ緻密な美しさを伴う作品群を国内外の様々なレーベルからリリースしてきたJEMAPURのトラックメイキングが、これまでのポップミュージックでは見ることのなかった均衡点で結線。2015年にリリースされたミニ・アルバム 『Animation』は、iTunes エレクトロニック・チャートにおいて最高7週連続1位を獲得し、映像作家・関根光才監督が手がけた同MV「Animation」は海外メディアを中心に各方面で話題を呼んだ。近年では精力的なライブ活動を行っているほか、アート、ファッションなど、各シーンから注目を集めている。

 今回のリリースにあたっては、英国のデザイン会社・The Designers Republicの元メンバーで、現在はデザイナー集団・Humanを率いるニック・バックス(Nick Bax)からのコメント、そして今作にリミキサーとして参加したベルリンの名門電子音楽レーベル・raster-notonの創始者の一人で、オーディオ・ビジュアルシーンのパイオニアであるフランク・ブレットシュナイダー(Frank Bretschneider)からのコメントも到着した。

 YJYは今後も配信限定作品のリリースが続く予定となっている。

Photo of Frank Bretschneider by Rui Minderico


◎Nick Bax from Human (ex-The Designers Republic)-コメント
東京のストリートから、Young Juvenile Youthが感動的なニューEPを届けてくれた。アンダーグラウンド・マナーに則りながら日本のポップな感性もブレンドしたサウンドだ。新曲2曲とYoshitaka Hikawa、Frank Bretschneiderによるリミックスは、2ステップ、トリップホップ、トランスやグリッチといったサウンドの響きがシームレスに一つに溶けあう。重要な作品だ。

◎Frank Bretschneider-コメント
YJYに会ったのは昨年11月、東京でのEMAFフェスティバルの時でした。彼らのステージを観てすぐにファンになりました。
ゆう姫の個性的で情感を抑えたクールなヴォーカルとJEMAPURのスマートでミニマルなエレクトロニック・アレンジがYJYの音楽を繊細でありながら力強いものにしているのです。
ヒップホップやソウル、R&Bの要素に少しのジャズやダブの影響も加えて、彼らはスマートかつ新鮮な彼らならではの洗練されたポップス・スタイルを発見したのです。それは素敵で心地よい音楽。私は大好きです。


◎「Hive」「In Blue」
2016/05/27 DIGITAL DISTRIBUTION
01. Hive
02. In Blue
03. In Blue (Yoshitaka Hikawa Remix)
04. In Blue (Berlin Spring Remix by Frank Bretschneider)
iTunes:http://apple.co/1sADVek