エミネム、あの名盤のカセット再発版に生家の廃材をパッケージング
エミネム、あの名盤のカセット再発版に生家の廃材をパッケージング

 エミネムがアルバム『ザ・マーシャル・マザーズLP』の16周年を記念し、子供時代に住んでいた家の木材やレンガの破片をコレクター向けアイテムとして販売している。

 木材やレンガの破片は、構造的に不安定であると判明した同ラッパーの生家を2013年に取り壊した際に回収したものだという。これらは、2000年リリースの同アルバムを3D印刷カバーとともにカセット・テープで再発しているものとパッケージにし、エミネムの公式サイトで販売されている。

 700個限定のレンガはプレキシガラスの箱に入っており、側面には銘板が貼られている。一方、木材の方はドッグタグ(兵士が首に下げる認識票)に作り変えられ、ドレスデン通り19964番地(19964 Dresden St.)の同建物を模ってエッチングが施されたハンドメイドの箱に入っている。

 なお、同コレクションの売り上げの一部は、デトロイトの再建を使命とするマーシャル・マザーズ基金(Marshall Mathers Foundation)に寄付されるそうだ。