【米ビルボード・ソング・チャート】ドレイクがジャスティン・ティンバーレイクから首位を奪還
【米ビルボード・ソング・チャート】ドレイクがジャスティン・ティンバーレイクから首位を奪還

 アルバム『ヴューズ』のデビューと共に、5月21日付ソング・チャートでNo,1に到達した「ワン・ダンス」。先週は、ジャスティン・ティンバーレイクの新曲「キャント・ストップ・ザ・フィーリング」(今週3位)がNo.1デビューを果たしたため、一旦2位に後退したが、安定したユニット数を獲得した「ワン・ダンス」が、再び首位に返り咲いた。

 アルバム『ヴューズ』の収録曲20曲が、すべてソング・チャート100位内にランクインするという偉業を達成したが、人気曲「コントローラ」が先週の35位から22位へジャンプアップするなど、今週も引き続き17曲がTOP100位内にランクインしている。アルバム『ヴューズ』は24万枚の週間セールスを獲得して、3週目のNo.1をマークしている。

 5月13日にリリースされた、メーガン・トレイナーの2ndアルバム『サンキュー』は、今週のアルバム・チャートで3位にデビューを果たし、アルバムからの先行シングル「NO」が19位に、2ndシングル「ミー・トゥー」が39位に初登場した。5月10日にリリースされた「ミー・トゥー」の公式ビデオは、公開1週間で3000万回視聴回数を突破したが、このビデオが「身体や顔が修正されている」とメーガン自身が不満を漏らし、修正していないバージョンが改めて公開された。

 5月20日にリリースされたばかりの、アリアナ・グランデの3rdアルバム『デンジャラス・ウーマン』からは、タイトル曲が14位に上昇。次週はアルバム・チャートで3作連続の首位を狙うと共に、リリース週のプロモーション効果を受け、先行シングル「デンジャラス・ウーマン」の返り咲き、2度目のTOP10入りにも期待したいところだ。

 現地時間2016年5月22日に米ラスベガスで開催された【2016 Billboard Music Awards】の放送効果で、次週はTOP10内に2曲を送り込んでいるリアーナやジャスティン・ビーバー、17位のDNCE、24位のニック・ジョナス、26位に上昇中のP!NK、41位にランクインしているショーン・メンデスなど、アワード出演者の楽曲がランクアップすることが予想される。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、25日22時以降となります。

◎【Hot100】トップ10
1位「ワン・ダンス」ドレイク
2位「パンダ」デザイナー
3位「キャント・ストップ・ザ・フィーリング」ジャスティン・ティンバーレイク
4位「7イヤーズ」ルーカス・グラハム
5位「ワーク・フロム・ホーム」フィフス・ハーモニー
6位「ドント・レット・ミー・ダウン」ザ・チェインスモーカーズ
7位「アイ・トゥック・ア・ピル・イン・イビザ」マイク・ポスナー
8位「ワーク feat.ドレイク」リアーナ
9位「ピロートーク」ゼイン
10位「ニーデド・ミー」リアーナ