アヴィーチー、“引退発表”以前に決まっていたドキュ映画に注目
アヴィーチー、“引退発表”以前に決まっていたドキュ映画に注目

 英BBC傘下のテレビ番組制作・配給会社 BBCワールドワイドが、先週3月23日にアヴィーチーのミュージック・ドキュメンタリー映画『Stories』の製作を発表していたことに注目が集まっている。

 アヴィーチーが2016年の日程以降、ツアーから引退するとした3月29日の発表を受け、同ドキュメンタリーの計画が新たに注目されているのだ。なかには、引退発表に続いてこのドキュメンタリーが決まったとする間違った報道もいくつか見られる。

 『Stories』では、アヴィーチーの2013年のデビュー・アルバム『トゥルー』から、同番組のタイトルにもなっている2ndアルバムのリリースに至るまでを追いかけているとのこと。Levan Tsikurshvili監督による同作は、彼が成功していく過程や、フェスやツアー日程をキャンセルせざるを得なくなった健康問題に迫っているという。

 BBCワールドワイドの音楽ディレクター、Salim Mukaddamは「この映画は、パフォーマンスで世界中のスタジアムを埋めた最盛期から、病気とステージ復帰に向けてもがき苦悩する様子まで、一人のスーパースター・アーティストの信じがたい世界に対する見解をファンや音楽を愛する人たちに提供します」と述べている。映画は今年中に完成させるそうだ。