グウェン、ジャスティン、ゼインらの強敵を抑え、ザ・ウィークエンドが洋楽チャート2週目のNo.1をキープ
グウェン、ジャスティン、ゼインらの強敵を抑え、ザ・ウィークエンドが洋楽チャート2週目のNo.1をキープ

 先週初のBillboard JAPAN洋楽チャート“Hot Overseas”首位をマークしたザ・ウィークエンドの「キャント・フィール・マイ・フェイス」が今週も1位をキープした。

 エアプレイ・チャートでは先週7位から5位へとランクを上げ、さらにポイントを稼いだ「キャント・フィール・マイ・フェイス」。今週洋楽チャート2位にジャンプアップを果たしたグウェン・ステファニー「メイク・ミー・ライク・ユー」のエアプレイ・ランク(4位)には僅差で及ばなかったものの、動画再生ポイントを積み上げ、今週も1位を死守する結果となった。4月の初来日公演が5分で完売するなど、リスナーやメディアからの注目度に加え、来日にむけてプロモーションがさらに過熱することも予想され、今後もTOP3圏内に留まり続けることは濃厚だろう。

 4位には、3月25日に待望のソロ・デビュー作『マインド・オブ・マイン』をリリースしたゼインの「ピロートーク」が再浮上。アルバムの発売に伴い、エアプレイ、デジタル・セールス、動画再生回数など、バランスよくポイントを積み上げ、再びランクを上げてきており、8位には「ライク・アイ・ウッド」が初登場している。同曲は、アルバム発売日に米人気TV番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』で披露され話題となり、エアプレイに加え、Twitterポイントにもその効果が跳ね返ってきている。米ビルボード・アルバム・チャートでは、現時点までに積み上げたユニット数から1位になると予想されるなど、世界中で大ヒットとなっていることを受け、今後の国内のチャート動向も気になるところだ。

 17位には、フィフス・ハーモニーの「ワーク・フロム・ホーム feat.タイ・ダラー・サイン」が初登場。この曲は5月20日にリリースされる2ndアルバム『7/27』収録曲で、全英チャートでは3位、米ビルボード・ソング・チャートで最高位12位を記録している。そして20位に初登場したのは、プリンスも絶賛するLA出身のR&Bグループ=キングの「ザ・グレイテスト」。デビュー作のリリースは3月2日だったが、その唯一無二のヴォーカルとプロダクションのクオリティがリスナーの口コミでじわじわ広がりつつあり、5月に控える初来日公演へ向けても期待が高まっている。

◎【Hot Overseas】トップ10
1位「キャント・フィール・マイ・フェイス」ザ・ウィークエンド
2位「メイク・ミー・ライク・ユー」グウェン・ステファニー
3位「ソーリー」ジャスティン・ビーバー
4位「ピロウトーク」ゼイン
5位「シー・ユー・アゲイン」ウィズ・カリファ feat.チャーリー・プース
6位「ワーク feat.ドレイク」リアーナ
7位「ハート・ミー」ラプスリー
8位「ライク・アイ・ウッド」ゼイン
9位「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」ジャスティン・ビーバー
10位「ファースト・タイム」カーリー・レイ・ジェプセン