レッド・ホット・チリ・ペッパーズが新作のミックス段階に入る
レッド・ホット・チリ・ペッパーズが新作のミックス段階に入る

 レディオヘッドがニュー・アルバムの制作に励んでいるなか、彼らのプロデュースを長年務める人物がレッド・ホット・チリ・ペッパーズとスタジオ入りしていることが明らかになった。

 レッド・ホット・チリ・ペッパーズは2011年のフル・アルバム『アイム・ウィズ・ユー』に続く作品の作業をしており、ドラマーのチャド・スミスは3月22日、新作のミックス段階にちょうど入ったことや、その指揮を執っているのがナイジェル・ゴッドリッチであることをツイートした。スタジオ内で写した2人の写真も掲載している。

 新しいスタジオ・アルバムのタイトルやリリース日は発表されていないものの、米ビルボードではおそらく2016年中にリリースされるものと見ている。今回はデンジャー・マウスをプロデューサーに迎えており、リック・ルービンのプロデュースではないアルバムは25年ぶりとなる。

 なお、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの代理人も米ビルボードに対し、ゴッドリッチが新作のミックスを手掛けていることを認めている。

 ゴッドリッチはトム・ヨークのサイドプロジェクト、アトムス・フォー・ピースの一員として、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーと活動を共にしていた。アトムス・フォー・ピースは2013年にスタジオ・アルバム『アモック』をリリースしており、ここでもゴッドリッチがプロデューサーを務めた。

 同じくゴッドリッチのお馴染みのコラボレーターで、レディオヘッドのヴィジュアル・アーティストを長年務めるスタンリー・ドンウッドは先日、レディオヘッドが依然としてニュー・アルバムの作業中であると報告した。