ジョージ・マーティンの訃報が『ゲーム・オブ・スローンズ』著者に波及
ジョージ・マーティンの訃報が『ゲーム・オブ・スローンズ』著者に波及

 ビートルズの名プロデューサー、ジョージ・マーティンの訃報が3月8日に明らかになるとともに、もう一人の有名な“ジョージ・マーティン”である『ゲーム・オブ・スローンズ』の著者、ジョージ・R・R・マーティン周辺に混乱が生じたようだ。同作家は9日、ブログで「まだ死んでいない」ことを証明しファンを安心させた。

 また、マーティンは一人のビートルズ・ファン/崇拝者として、故ジョージ・マーティンへの想いを綴っている。

 「彼がいなくなり寂しい。Sir.ジョージに会ったことはないが(ポール・マッカートニーとは一度、1分ぐらいだが、ビバリーヒルズのフォーシーズンズでボーイが車を出すのを待っている間に会った)、他の数百万の人たちと同じように私もビートルズを愛しており、そして彼らの音楽におけるマーティンの貢献は表彰や名誉に値するものでしょう」

 また、困惑したファンたちからの溢れ出る愛を受け取ったことに感動したようで、「同時に、私の生死について世界中の多くの人々が深く心配してくれていることが分かり、異様に心を打たれました。マーク・トウェイン(『トム・ソーヤーの冒険』著者で、生前に死亡したとする誤報が流れた)の言葉を借り、私が死んだという噂が大変誇張されていることを声を大にして言わなければなりません」と綴った。

 “ビートルズの第5のメンバー”とも称されたジョージ・マーティンは3月8日に亡くなった。90歳だった。彼は米ビルボード“Hot 100”で最も多くNo.1を獲得したプロデューサーとして記録を保持している。