二階堂ふみ エロティックな触れ合い描く『蜜のあわれ』出演&写真公開
二階堂ふみ エロティックな触れ合い描く『蜜のあわれ』出演&写真公開

 金沢三文豪の一人である室生犀星が晩年に発表した小説『蜜のあはれ』。映画『蜜のあわれ』として2016年4月1日より全国公開される。

二階堂ふみ『PHaT PHOTO』写真一覧

 本作では、室生犀星自身を想起させる老作家と、彼が愛でる少女の姿に変貌する金魚との無邪気かつエロティックな触れ合いを描く。今回、二階堂ふみが、丸いお尻で自分のことを“あたい”と呼び、金魚から人間の姿に変貌する少女・赤子を熱演。そして赤子と共に暮らす老作家役に大杉漣。また、老作家の過去の女である怪しげな幽霊役には、真木よう子。そして同時代に活躍した作家・芥川龍之介役には高良健吾。金魚売りの辰夫役に永瀬正敏と、個性豊かな俳優陣が脇を固めている。

 この度、人気写真雑誌『PHaT PHOTO』vol.92の表紙、および巻頭特集に二階堂ふみが初登場。気鋭の写真家である磯部昭子とのフォトセッションが掲載されている。金魚から人間の姿に変貌する少女・赤子を演じる二階堂ふみを撮影するにあたり、写真のテーマは「変幻自在の金魚」。下町の金魚屋でのロケにするか、金魚を別撮りして誌面で組み合わせるか……など様々な選択肢があった中、選択したのは、スタジオに巨大な水槽を置いてのフォトセッション。

 金魚のウロコのようにも見えるエキゾチックな柄のワンピースをまとった二階堂ふみが、時に水槽の中にすっぽりと体を収めたり、水槽の上に腰掛け微笑んだり……。水槽のまわりで楽しそうに、自由自在に動きまわり、様々なポーズと表情をみせる二階堂は、まさに本作に登場する可愛らしく、時に妖艶な表情もみせる変幻自在の金魚を表現した。

 この豪華なフォトセッションのすべては、2月20日よりオンライン直販およびパートナー店舗で購入できる『PHaT PHOTO』vol.92でのみ堪能できる。


◎写真雑誌『PHaT PHOTO』2016年3-4月号 vol.92
2016/02/20 RELEASE
撮影:磯部昭子
発行元:株式会社シー・エム・エス
価格:1,000円

◎映画『蜜のあわれ』
4月1日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
原作:室生犀星「蜜のあわれ」
監督:石井岳龍
脚本:港岳彦  
出演:二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子、韓英恵、上田耕一、渋川清彦、高良健吾、永瀬正敏
物語:赤子(二階堂ふみ)は、ある時は女(ひと)、ある時は尾鰭をひらひらさせる、真っ赤な金魚。赤子と老作家(大杉漣)は共に暮らし、夜はぴたっと身体をくっつけて寝たりもする。
「おじさま、あたいを恋人にして頂戴。短い人生なんだから、愉しいことでいっぱいにするべきよ」「僕もとうとう金魚と寝ることになったか―」
奇妙な会話を繰り広げる2人は、互いに愛を募らせていく―。そんな或る時、老作家への愛を募らせこの世へ蘇った幽霊のゆり子(真木よう子)が現れる。作家の芥川龍之介(高良健吾)、金魚売りのおじちゃん・辰夫(永瀬正敏)が3人の行方を密かに見守る中、ある事件が起きて…

(C)2015『蜜のあわれ』製作委員会