「シー・ユー・アゲイン」が洋楽チャート11週目の1位に、グラミー効果でマーク・ロンソン急伸
「シー・ユー・アゲイン」が洋楽チャート11週目の1位に、グラミー効果でマーク・ロンソン急伸

 先週約半年ぶりにBillboard JAPAN洋楽チャート“Hot Overseas”首位に返り咲いたウィズ・カリファ feat. チャーリー・プース「シー・ユー・アゲイン」が、再び1位に輝いた。

 リリースから3週間経った今なお高セールスを記録しているチャーリー・プースのデビュー・アルバム『ナイン・トラック・マインド』に後押しされ、1位をキープすることとなった「シー・ユー・アゲイン」は、デジタル・セールスに加え、動画再生回数の勢いが衰えることなく、今週も順調にポイントを蓄積。そんな「シー・ユー・アゲイン」に迫るのが、昨日2月16日(日本時間)に行われた【第58回グラミー賞】で<年間最優秀レコード>と<最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)>を受賞したマーク・ロンソンの「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」。グラミーに向け、エアプレイ・チャートで急伸し、先週65位から13位に大幅にランクアップを果たしたことで、先週12位から2位へ浮上。今週分は、2月8日~14日のデータを集計したチャートなので、来週は受賞を受け、さらにポイントを蓄積し、1位に返り咲く可能性も大きい。

 同じく【グラミー賞】にノミネートされていたジェイムス・ベイの「ホールド・バック・ザ・リヴァー」は7位、ザ・ウィークエンドの「キャント・フィール・マイ・フェイス」は8位、そしてエリー・ゴールディングの「ラヴ・ミー・ライク・ユー・ドゥ」は15位に浮上。3者とも【グラミー賞】でパフォーマンスを披露しており、ザ・ウィークエンドは<最優R&Bパフォーマンス>と<最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム>を受賞したことで日本国内で注目を浴び、次週は更なるランクアップが予想される。

 そして20位にはゼイン「ピロートーク」が初エントリー。全米、全英をはじめ、カナダ、オーストラリア、スウェーデンなどで1位を記録し、ソロ・アーティストとして輝かしいスタートを切ったゼイン。交際中のモデル、ジジ・ハディッドと濃厚なキス・シーンを披露する同曲のミュージック・ビデオも話題になり、YouTubeでは公開からわずか2週間で1億回に迫る再生回数を叩きだしている。その話題性は、ここ日本にも飛び火し、ツイート・ポイントと動画再生回数をエアプレイが下支えし、ランクインとなった。デビュー・アルバム『マインド・オブ・マイン』の発売も3月25日に決定しており、リリースにむけてさらなる快進撃が期待できるだろう。