フューチャーが全米アルバム・チャートでNo.1に、アデルは2位に再浮上
フューチャーが全米アルバム・チャートでNo.1に、アデルは2位に再浮上

 フューチャーの最新アルバム『Evol』が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で首位をマークした。自身3枚目となるNo.1アルバムであり、3作連続での初登場1位となった。ニールセン・ミュージックによると、同アルバムは2月11日締め週で13万4,000ユニット(内10万枚が純粋なアルバム・セールス)を売り上げている。

 これ以前にドレイクとのコラボ作『What a Time to Be Alive』(2015年10月10日付けチャート)、および前回のソロ作品『DS2』(8月8日付け)でそれぞれ同チャートの首位に立っていたフューチャー。『Evol』での1位獲得は、自身初の1位となった前作『DS2』から6か月と20日後のこと。したがって、7か月弱の間に3作品で1位になったことになるのだ。

 今回更新される“Billboard 200”の2位には、アデルの『25』が12万1,000ユニット(内10万2,000枚が純粋なアルバム・セールス)を新たに売り上げ再浮上している。

 一方、先週1位だったリアーナの『アンチ』は、9万6,000ユニットを売り上げ3週目となる同チャートで3位にダウン。続く4位にはコールドプレイの『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』が先週16位から大きく浮上しており、これは2月7日に行われた【スーパーボウル】ハーフタイム・ショーでのパフォーマンスによるものだ。

 ジャスティン・ビーバーの『パーパス』は7万3,000ユニットを売り上げ、安定して5位をキープ。13週連続でのトップ5入りだ。

 ウィズ・カリファの新作『Khalifa』は、6万4,000ユニット(内4万5,000枚が純粋なアルバム・セールス)を売り上げ6位をマーク。これにより9万セールスで初めて1位初登場となった2014年の『ブラック・ハリウッド』に続き、自身4作目のトップ10アルバムとなった。

 続いて7位には、新しいコンピレーション・アルバム『Now 57』が6万3,000枚でチャートイン。同シリーズ63作目のトップ10入りだ。

 8位は5万8,000ユニット(純粋なアルバム・セールスは5万7,000枚)を売り上げたエルトン・ジョンの『ワンダフル・クレイジー・ナイト』で、自身19作目のトップ10アルバムとなった。

 この他“Billboard 200”のトップ10は、先週7位から9位へダウンしたトゥエンティ・ワン・パイロッツの『ブラーリーフェイス』、10位にはケビン・ゲーツ(Kevin Gates)の『Islah』という結果となっている。