英国音楽の祭典【ブリット・アワード】が全米でテレビ放映へ
英国音楽の祭典【ブリット・アワード】が全米でテレビ放映へ

 英国レコード産業協会により開催されるイギリス音楽の祭典【ブリット・アワード】(現名称では27回目の開催)が今年、東部標準時2月24日の午後8時半からテレビチャンネル“Fuse(フューズ)”を拠点に全米でテレビ放映されることになった。同社が発表している。

 今年のショーではデヴィッド・ボウイのトリビューションが予定されているほか、アデル、コールドプレイ、ジャスティン・ビーバー、ザ・ウィークエンド、リトル・ミックス、ジェス・グリン、ジェームズ・ベイがパフォーマンスを披露する予定だ。昨年はカニエ・ウェストが同イベントで新曲「オール・デイ」を発表した。

 今年ノミネートされているのは、エイフェックス・ツイン、故エイミー・ワインハウス、ブラー、ウルフ・アリス、ファーザー・ジョン・ミスティ、ビョーク、テーム・インパラなど。イギリス国外のアーティストに贈られる賞は3つで、他のカテゴリーはUKアーティストにのみ授与される。

 これはマディソン・スクエア・ガーデン社から2014年に2億2,600万ドル(約250億円)で買収された同ネットワーク社にとっては魅力的な計画だろう。現在、Fuse Media(フューズメディア)が運営するFuseは、音楽コンテンツだけの番組編成から幅を広げ、急成長する18歳から34歳の多文化的およびラテン系アメリカ人視聴者にフォーカスするとともに、昨年には新しい音楽に特化したFMチャンネルをスタートさせている。