映画『ザ・ブリザード』大迫力の最大規模ブリザード直撃映像解禁
映画『ザ・ブリザード』大迫力の最大規模ブリザード直撃映像解禁

 アメリカ沿岸警備隊(コーストガード)史上最も偉大で最も不可能な救出ミッションとして語り継がれている“ペンドルトン号の救出劇”。その驚くべき真実の物語を描いた感動のドラマチック3Dアクション『ザ・ブリザード』が2月27日に公開される。

映画『ザ・ブリザード』写真など

 デジタル3D(TM)とIMAX3D(R)でも上映される本作。海難史上最大級のブリザードが猛威を振るい、水しぶきをあげる大波や真っ二つに割れた巨大タンカーの臨場感を感じる大迫力の特別映像(https://youtu.be/BtjyOaGCU10)が解禁となった。

 映像の冒頭では、海を進む巨大タンカーに最大規模のブリザードが直撃する瞬間が描かれる。直撃したブリザードは風速40m超。これは身体を45度傾けないと立っていられないと言われ、家も吹き飛ぶほどの破壊力だ。その暴風に加え、マンション6階建てに相当する20m超の高波が男たちを襲った。船内ではメーターが砕け散り、船体の割れ目からものすごい勢いで水が浸水。船員が外に出ると、そこには二つに引き裂かれたタンカーと海に沈んでいく船首が……。思わず「なんてこった…」と神に祈るほどの壮絶な光景が広がっていた。

 指令を受け救助に向かうのは、わずか4名の沿岸警備隊員と小さな木製の救命艇。全長11m定員12人の救命艇は一般的な釣船とほぼ同じ大きさしかなく、その頼りない代物に隊員も「大波が来たら終わりだ」とこぼしてしまうほど。無謀な救出に地元漁師から「自殺行為だぞ」と忠告を受けるなか、救命艇の船長バーニー(クリス・パイン)は「誰かが行かないと」と出港を決意。ミリアムを残し不可能なミッションへ向かう。

 一方、タンカー沈没まで残された時間は数時間。指揮を執る者がいない状況で、船員たちの命をつなぐため声を上げたのはタンカー内を熟知する機関士シーバート(ケイシー・アフレック)だった。映像の中盤では「全員で生き残るんだ」と皆を鼓舞するシーバートが生き残った船員へ持ち場の指示を出す。

 沿岸警備隊のバーニーたちを待ち受けていたのは、唸る大波と顔に吹き付ける猛吹雪。救出劇の舞台であるケープコッド沖の冬の気温は氷点下にまで下がる。そんな極寒の状況でバーニーたちは何度も高波に叩きつけられ、押し戻され、コンパスを失い、さらにはエンジンさえもかからなくなる事態に直面。観ているだけで凍えて身震いが起きそうなこのシーンは、クリス・パインらが救出当時さながら真冬の現場で約15時間もの間、水に浸かりながら撮影されており、迫力の映像だけでなく、彼らの表情からも臨場感をありありと表現している。

 そして映像のラストは救命艇を呑み込むほどの大波が迫り、バーニーが「諦めるか!」と叫びながら挑んでいく様子で幕を閉じる。

 現在でも<史上最も不可能な救出ミッション>と語り継がれるこの救出劇。デジタル3D(TM)とIMAX3D(R)で鑑賞すれば、この救出劇がいかに奇跡的なものだったのか、そしてその状況がどんなに不可能だったのか、身を持って知ることとなる。

 果たして、バーニーたちは荒れる海を超えてタンカーにたどり着けるのか? シーバートらが奮闘するタンカーは沈まずに持ちこたえられるのか? そして何より、全員生きて帰ってこられるのか? 映像から期待できる手に汗握る展開を目撃せよ。


◎映画『ザ・ブリザード』
02月27日(土)全国ロードショー
監督:クレイグ・ギレスピー
脚本:スコット・シルヴァー、エリック・ジョンソン、ポール・タマシー 
原作:ケイシー・シャーマン、マイケル・J.トーギアス
出演:クリス・パイン、エリック・バナ、ケイシー・アフレック、ベン・フォスター、ホリデー・グレンジャー
全米公開:2016年1月29日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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