最新型LIVE&PARTY【YYY】遂にローンチ、中田ヤスタカら出演の“Vol.0.5”レポート
最新型LIVE&PARTY【YYY】遂にローンチ、中田ヤスタカら出演の“Vol.0.5”レポート

 1月24日にWARNER MUSIC JAPANとASOBISYSTEMが手掛ける最新型LIVE&PARTY【YYY(ワイワイワイ)】のローンチパーティー“Vol.0.5”が渋谷SOUND MUSEUM VISIONにて行われた。

中田ヤスタカら出演の“Vol.0.5”写真一覧

 中田ヤスタカ(CAPSULE)、kz(livetune)、tofubeats、banvoxの4名という、DJ/アーティスト、そしてプロデューサーとして世界から注目を集める4人の集合ということだけあってチケットは事前に完売。オープニング後すぐに超満員になった会場に、オープニング映像と共に登場したのはbanvox。全9面による映像やレーザーによる演出で会場は一気にレイブ感がマックスに。1曲目は、banvoxが手がけるGoogle Android CM楽曲「New Style」でスタート。自身の楽曲やリミックスワークを惜しげもなくドロップし、ベースミュージックやヒップホップの背景を持つbanvox流のダンスミュージックと、yakoによる映像演出と渋家&huezによる空間演出で視覚と聴覚は完全に開かれた。

 次に登場したのはkz(livetune)。1曲目はlivetune feat.初音ミク「Tell Your World」とポーター・ロビンソンのマッシュアップでスタート。そのままEDMから歌物エディット、初音ミクなどあらゆるジャンルを横断したダンスミュージックを展開。ラストにはゲストとしてやのあんなが登場し、昨年結成されたlivetune+としての楽曲も披露。kz、livetune、livetune+が体験できる貴重なアクトとなった。

 続いては、tofubeatsが頭からお祭り騒ぎで登場。「STAKEHOLDER」のイントロにはKOHHのラップをマッシュアップし、次々と自身の楽曲のガラージやヴォーグ調にセルフリミックスした楽曲を、メガミックスばりに繋いでいくその展開はパーティーそのもの。中盤ではマイクを握り「朝ダン」「ディスコの神様」などアンセム連発。 会場と一体化し歌った後は、渾身の“笛テクノ”でクラブミュージックの醍醐味を観客に伝える。tofubeatsの数多くのMVやVJを担当する杉山峻輔による奥歯に挟まる映像演出がより一層tofubeatsの世界観を作り上げていた。

 そして中田ヤスタカ(CAPSULE)の登場。1曲目はtofubeatsの『POSITIVE』のRemixesに収録されている「POSITIVE feat. Dream Ami - 中田ヤスタカ(CAPSULE)REMIX」でスタート。その後は自身のユニット・CAPSULE、きゃりーぱみゅぱみゅ、Perfumeなどのプロデュースワークで、会場全体をバウンス。歌いながら縦乗りレイブさせるその様子は、ポップソング代表格でありながらダンスミュージックとしても完璧な楽曲を生み出し続ける中田ヤスタカのDJならでは。鳴り止まないアンコールに1曲だけ答えた中田ヤスタカは、いつにも増して楽しそうに舞台を去っていった。