ジャスティン・ビーバー、米シングル・チャートでアデルから首位奪取
ジャスティン・ビーバー、米シングル・チャートでアデルから首位奪取

 計8週および7週連続で2位だったジャスティン・ビーバーの「ソーリー」が、1月23日付の米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”にて、10週にわたり首位をキープしていたアデルの「ハロー」から1位を奪取したことが明らかになった。「ハロー」が1位に初登場した11月14日付チャートにて、「ソーリー」は2位に初登場していた。

 ビーバーが“Hot 100”で1位を獲るのはこれで2度目だ。2009年7月から46回のチャートインを経た6年後、2015年9月19日付の同チャートにて「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」(今週8位)で初めて1位を獲得。「ソーリー」は2曲目のNo.1シングルとなった。

 ニールセン・ミュージックによると、「ソーリー」は米国での2,000万回再生により“Streaming Songs”チャートで4回目の1位を獲得。サブスクリプション・サービスをベースにした“On-Demand Songs”チャートでも850万回再生で8週目の1位となっている。また、“Radio Songs”チャートでは2位に、“Digital Songs”チャートでは2位から3位へダウンした。

 なお、ビーバーは再び、“Hot 100”のトップ10に「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」、「ソーリー」、「ラヴ・ユアセルフ」(今週3位)の3曲をアルバム『パーパス』から送り込んだことになる。同アルバムは12月5日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位(自身6つ目のNo.1アルバム)となり、今週のチャートでは2位をキープ。発売から8週間で130万枚を売り上げている。

 ビーバーが1位となった一方、アデルの「ハロー」は2位へダウンした。ただし、“Radio Songs”チャートでは依然、9週目の1位となっている。また、アルバム『25』からの2ndシングルとなる「ホウェン・ウィ・ワー・ヤング」が今週、“Hot 100”で47位から41位へ上昇した。同アルバムはこれまでに760万枚を売り上げ、“Billboard 200”で7週目の1位となっている。

 2人の他、“Hot 100”のトップ5には、ドレイクの「Hotline Bling」が4位に、トゥエンティ・ワン・パイロッツの「ストレスド・アウト」が9位から5位へ上昇し、自身初のトップ5ヒットとなっている。

 また、トップ10はセレーナ・ゴメスの「セイム・オールド・ラヴ」が6位、ショーン・メンデスの「スティッチ―ス」が7位、アレッシア・カーラ(Alessia Cara)のデビュー曲「Here」が9位、メーガン・トレイナーの「ライク・アイム・ゴナ・ルーズ・ユー feat. ジョン・レジェンド」が10位となった。